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2006.05.04

実践者によるアクションリサーチの醍醐味(研究と実践の乖離に遭遇して)

 昨日のカリキュラム研究会で,この3月に大学院前期博士課程を修了して,小学校で非常勤講師となっているOGが,所属校のティーム・ティーチングの様子を報告してくれた。打ち合わせも十分ではなく,コンセプトがはっきりしない。「自分がいなくても授業が成立している」と嘆いていた。皮肉なことに,彼女の修士論文のテーマは,教科を連結させた指導,そのための異教科ティーム・ティーチングだった――。
 研究と実践の乖離に遭遇したわけだが,それで研究が無駄だったということにはなるまい。条件が整えば,状況が変われば,自らが追究したティーム・ティーチングの理想型に近づけることは可能であろう。また,ある程度は,実践者自身が状況を変えることができよう。それが,教育実践のおもしろさであり,難しさである。また,実践者がデザインし,実行する,アクションリサーチの醍醐味だ。そう考えて,彼女にも,研究的実践を継続して展開してもらいたい。

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Comments

エール,ありがとうございます!
前向きにあきらめず,実践者によるアクションリサーチ頑張ります.

Posted by: 池上 | 2006.05.07 at 12:32 AM

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