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2006.05.05

中学校の実践研究

 子どもの日の本日,1日中,本学のCOE事業の一環として実施した「指導の状況に関するアンケート」の分析結果を文章化する作業に従事した。
 このアンケート,様々な項目から成るが,柱の1つに「教員研修」がある。280あまりの小学校,140あまりの中学校から回答を得て,各種教員研修の実施状況を小中学校で比較してみた。検定を施してみると,27項目中16項目で,統計的に有意に,小学校の実施率が中学校のそれよりも高かった。
 中学校の実践研究が十分には機能していないことは衆目の一致するところであるが,ここまではっきりとした結果になるとは,予想していなかった。そういえば,今年も実践研究への依頼が十数校からあったが,大半が小学校からのものである。受験とか生徒指導とか,いろいろ難しい問題があるだろうが,中学校の教師たちにも,実践研究を継続的に展開してもらいたい。

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Comments

小学校も中学校も忙しいのは同じなのだから,教員の意識が大切である事には違いないと思います。しかし,実践研究・自己研修が特に必要な若手の現状は,生徒指導・部活動が学校での指導の中心になっている事は事実です。この連休中も,練習試合でほとんど休んでいない顧問の教員もいます。連休中に家庭訪問をしている教員も・・・
また,都市部の中学校は,2~3の小学校区から生徒が集まるため,常に1学級37~38名になり実践形態にも工夫が必要になってきます。教科担任制として小学校とは違う苦労も・・。単元にかける時間は限られています。
しかし,逆に,こうした中学校だからこそ,実践研究を進める必要性はとても高いと思います。授業の質を高める努力は最も優先されることですから。

Posted by: なりた | 2006.05.06 at 09:32 AM

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