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2006.06.05

やっぱり「山の分校の記録」?

 本年度,我が大阪市立大学の文学部専門科目で,『教育メディア論』を担当している。この講義では,放送教育の理論と実践を体系的に解説する。
今日で講義は第7回目である。ここまで,テレビ学校放送番組のスタート,昭和40年代の学校放送番組の最盛期,メディアミックスの取り組み,番組とマルチメディア・インターネットの複合利用と放送教育の歴史をここまでたどってきた。
 本日から,今日の放送教育の枠組み(番組編成)と実践(デジタル教材の配信と活用)を解説するが,その前に,ここまでの講義の内容で印象に残っていることを受講生にたずねてみた。80名近くの受講生の7割近くが,テレビ学校放送黎明期の実践記録として紹介した「山の分校の記録」が最も印象に残っていると回答する。テレビが,あんなにも,子どもたちの意欲,創造性を高め,地域開発の意識を強めることに驚いたからだと,彼らはその理由を語る。
 実践のすごさが学生に強烈なインパクトを与えるのか,ドキュメンタリーの構成の巧みさがなせる業なのか――。おそらくは,その両方なのだろう。それにしても,あれから50年近くの歳月が流れている。「山の分校の記録」を越える放送教育実践が生まれ,その記録番組が制作されることを期待したい。

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Comments

木原先生の期待に応えることができず、深く反省しています。すでに私は余生の身なので、次の世代に木原先生の宿題を任せたいと思います。その時は是非、アドバイザーとしてご協力をお願いします。

Posted by: minowa | 2006.06.07 at 10:46 AM

「山の分校の記録」はすごすぎます。
(失礼な表現かもしれませんが)面白いですし。
昨今はメディアに肥えてしまっているせいか、当時と同じような衝撃を受けることが少なくなってきていますね。

(ごめんなさい、コメント先間違えてしまいました、訂正いただければ幸いです)

Posted by: ichi | 2006.06.06 at 05:10 PM

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