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2006.06.29

教師の実践研究の継続・発展(大阪教育大学の大学院・実践学校教育講座の講義)

 本日も,大阪教育大学の大学院・実践学校教育専攻の「教師発達学」の講義を担当した。本日は,教師の実践研究たる,アクションリサーチの特徴,その事例について,解説したり,問題提起したりした。Kyoushi060629_003一般にアクションリサーチには,問題解決的,事例開発的という性格を帯びる。さらに教師たちが着手するものには,自分自身に採っての必然性,そしてそれゆえに生まれる,継続・発展性が大切だ。それらを解説した後,いくつかの事例について紹介し,教師の実践研究の可能性を受講生に検討してもらった。
 例えば,放送教育の実践研究に長年たずさわってきた小学校教師が伝統的な放送教育実践たるラジオの聴取と並行してデジタル教材を活用している姿,地図を核にして社会科教育の実践を継続してきた教師がGISや異教科ティーム・ティーチングに挑戦する姿を受講生に示した。
 さらに,音楽教育実践に熱心に取り組んできた教師が,学校研究の領域が道徳になったことで自己実現しにくくなったが,過去と現在・未来の実践を接続させようともがく姿を提示し,その術を私と受講生で共同的に考案してみた。Kyoushi060629_002 最後に,特に,これから教職に就く受講生に,「そう簡単には,一生を捧げられるアクションリサーチトピックにはめぐり逢えないけれども,それを追究しようとする姿勢が大切です」と締めくくった。

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