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2006.07.10

カリキュラムデザインとはなにか(カリキュラム研究会での議論)

 9日,日本カリキュラム学会参加後,大阪市立大学に行き,カリキュラム研究会を開催した。これは,大阪市立大学の大学院生やOBと企画・運営している,カリキュラムの理論と実践に関する研究的交流の舞台だ。今回は,私の「英国の初等中等教育の実践動向」の報告後,大学院生が「教師の『カリキュラムデザイン能力』の構造や形成過程に関する研究」のプロポーザルを提案した。
 この提案を聞いて,参加者は,「カリキュラムデザイン」の概念の明確化に努めた。例えば,カリキュラムとどうとらえるのか(学習の履歴なのか,全体計画なのか,ある領域等に固有のカリキュラムを念頭に置くのか否か等),あるいは,カリキュラムデザインと授業デザインは何が異なるのか等について,熱心に議論を繰り広げた。
 また,提案が教師間の比較やライフストーリーを方法論に採用しようとしているので,それらと研究目的との整合性についても検討した。
 参加者は,カリキュラム研究を異なるアプローチで展開している。それらは,教育方法史,中等教育論,自己教育論,そして,(私のように)教師教育や教師の力量形成論などだ。こういう異なる角度からカリキュラムの多様性に迫ることができる研究コミュニティは実に貴重である。次回は,9月開催の予定。

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Comments

先日の研究会では,大変お世話になりました.
まずは,自己教育論という自分の専門の足場をしっかりと見直すことからはじめたいと思います。それによって,自己教育論からカリキュラム研究へと展開していく際の,アプローチの独自性や特徴,可能性を明確にしていけると思いました.
課題は山積みですが,これからも頑張りまっす!!

Posted by: hiro | 2006.07.14 at 07:01 PM

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