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2006.08.10

講義を受ける学生の態度

 学校現場では,いわゆる授業規律が問題視されることが少なくない。例えば,話を聞く姿勢が悪いといった点である。大学の講義でも,それが気にならないと言えば,ウソになる。教室で帽子をかぶったままであるとか,ジュースを飲んだり,パンをかじったりしている様子を見て,気分を害することもある。
 けれども,私は,当該学生が,講義に集中しているならば,そうしたふるまいを目にしても,注意しないことにしている(逆に,携帯メールの送受信や他の講義の準備等は,集中していない証だからダメ)。大学の講義は,しつけや礼儀作法を教えるところではないからだ。要は,その学生が講義内容を一生懸命考えていることが大切だと思うからだ。Dsc05338
 実際の今日の集中講義でも,帽子をかぶったまま,膝を立てて私の話を聞いている学生がいたが,彼女は,実に熱心に私が与えた課題に取り組んでいた。他の学生との議論にも積極的に参加していた。
 学生の学びを表面的な態度だけで評価しないように気をつけたいものだ。

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Comments

最近メッキリ時間がなかったので、久々にコチラに遊びに来ました(^O^)(^O^)

教育実習のとき、一番後ろの席にいた女の子が、おそろしくスカートが短いのに、片ひざを立てたりしながら、わりとダラ~っとしながら座っていました。けど、その姿勢のまま、誰よりもリスニング活動に一生懸命だったり、誰よりも手を挙げて発言したりしている姿は、色んな意味で心に焼きつきました。
姿勢をまっすぐピンとするより、足を組んだり肘をついたりするほうが楽だったりするので、そっちの方が逆に授業に集中できることも多いんですよね(^-^;

Posted by: マボ | 2006.08.25 at 04:54 PM

学ぶ姿勢とは“豊かな学力”の中でいうと、“学びの基礎力”ですね。
何をもって“学びの基礎”と捉えるか。木原先生の言われるとおり、教師側のバランス感覚が問われるところでもあると思います。この部分のバランス(この表現が妥当かどうかわかりませんが)を間違えると、いわいる学級崩壊等の昨今の問題にもつながっているような気がします。
そうしたこの記事に対して、受講された学生さんがコメントで反応してくれていることが頼もしく思うと同時にこのブログの力を改めて感じました。

Posted by: joji | 2006.08.12 at 01:12 AM

4日間、お疲れ様でした。先生のおっしゃってる生徒に、自分も含まれているなぁと反省しています。
先生の授業は、受ける生徒が飽きないようにしている工夫があり、長い時間でも集中できたと思います。ただただ教科書を使うだけでなく、映像・インターネットなど取りいれたり、考える時間をとってもらえると気分も変わり勉強しやすかったです。
私が四日間で気がかりだったことが、宿題をし忘れたことです。総合歴史学科で、宿題をしていたのは一人だけで、とても恥ずかしい思いをしました。先ほどNHKデジタル教材にいって、クリップを見てきました。わかりやすいしおもしろいですね。私も教師になったらぜひインターネットを駆使してみたいと改めて思いました。
私も先ほどの学生さんと同様、先生のブログをこの先も覗いていけたらと思っています。また機会があったら大学に遊びにきてくださいね。それでは。

佐藤

Posted by: S | 2006.08.11 at 01:05 AM

就実大学の集中講義を受講した学生です(男)
ブログを見てもらえれば、だれかわかりますよ(笑)
二日ずつに分けて行われた集中講義、ほんとにお疲れ様でした。
先生の授業はほんとにわかりやすくて、飽きさせない工夫もしてくれて、頑張ってうけてよかったと思いました。ありがとうございました。
このブログも楽しみに見ることにします^^
では。

Posted by: 学生 | 2006.08.11 at 12:43 AM

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