全放連・学力向上プロジェクトの夏期研修会
26・27日と渋谷のNHKと目黒の共済会館で,全放連・学力向上プロジェクトの夏期研修会が催された。以前の研究活動教育放送デジタル化対応プロジェクト」以来続いている,恒例の研修会だ。
まず各人の1学期の放送番組を用いた学力向上実践を全員が報告し,それを交流した。
次いで,学力向上を目指した放送教育実践をリーフレットにまとめ,それを10月の第57回放送教育研究会全国大会にて配布する段取りについて,検討した。「我がクラスでは,どのような学力の育成がなぜ必要なのか」を再度自覚して,それを読み手に効果的に伝える工夫について,議論した。
最後に,前述した大会の「番組別研究交流会」「豊かな学力向上の育成を目指して-教科番組の多様な活用を通じて-」で提案される,川崎市立夢見ヶ崎小学校の草柳教諭のレポート,特にその主張点について意見交換した。
放送教育,その伝統と刷新,その実践の共通性と多様性について,十分に議論した2日間だった。丸ごと・継続視聴,並行カリキュラムなど,放送教育の伝統的手法を再評価し,同時にリニューアルすべき点を確認できたように思う。
The comments to this entry are closed.
Comments