教員向けe-Learningプログラムの縦断的評価(日本教育方法学会第42回における発表)
平成16年度,カリキュラム・コーディネータ養成のためのe-Learningプロジェクト(eCCプロジェクト)を松下教育研究財団の助成を得て,企画・運営していた。参加者のうち2名を対象として,平成17年度,追跡調査を実施した。eCCプロジェクトで得た,カリキュラム開発に必要となる知識をが,そのアクションに資するものとなっているか(適用されているか)を,彼らの学校を実際に訪れ,授業を見学したり,インタビューを実施したりして,探った。教員向けe-Learningプログラムの開発研究は少なくないが,その効果を実践的,長期的に明らかにしようとする試みは少ないと思う。我ながら,希少性のある研究だと思っているが――。
プログラムの縦断的評価の知見を,9月30日,10月1日に福島大学で開催される,日本教育方法学会第42回大会自由研究でレポートする。カリキュラム開発と教師教育,さらにはカリキュラムマネージメントにまたがる領域の研究になるので,それらの領域の研究者と建設的な議論ができることを期待している。
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