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2006.11.05

課題研究のコーディネーション(日本教育工学会第22回全国大会)

 日本教育工学会第22回全国大会も,3日目を迎えた。午前中の一般研究4のセッションに続いて,午後は,最終セッションたる課題研のセッションが運営された。
 私は,「教師教育の新展開-指導力の体系とその育成方法の再考-」の司会進行を務めた。このセッションは,教員養成・現職教育の新しい動き,例えば教職大学院の創設を踏まえて,教師の力量の体系化,新しい力量,例えばICT活用指導力の育成方法などについて検討するものだ。
 2時間30分の時間しかないのに6件の発表を設定したため,討論の時間が窮屈になった。内容的にも少々広がりすぎたか――。あるトピックやテーマに,いくつかの発表を連結させて迫ろうとする,課題研究のコーディネーションは難しい。今回もまたそう感じた。
 このブログの読者であの課題研究に参加なさった方がいらっしゃったら,感想をお聞きしたい。

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Comments

「教師教育の新展開-指導力の体系とその育成方法の再考-」というタイトルのうち,「育成方法の再考」という方に心引かれて拝聴していました。

「指導力の体系」の議論に終始し,「育成方法の再考」まで十分に至らなかったのが少し残念でした。先生方の議論を聞いていて,「指導力の体系化」の難しさを再認識した次第です。

個人的には指導力というものを言葉で詳細にリスト化しても,その労力に対して期待される効果があるかどうかに疑問を感じています。例えば学習指導要領も一種の「指導力の体系」として見るのは無理があるでしょうか。現在,この指導要領があいまいだから問題なのだという見方がありますが,逆に,こんなあいまいなものでさえ,十分に浸透しないという現状も踏まえておく必要があると感じています。

堀田先生がご指摘の「運用システム」にははっとしました。スタンダードを見定めるのと並行で進める必要があるのではないかと思いました。

ありがとうございました。

Posted by: 通りすがり | 2006.11.06 at 11:02 AM

先生方,お疲れさまでした。
お話を聞きながら考えを巡らせたり,眠気に負けてたりしていました。教員養成と現職教育がごっちゃになっているように思え,皆さんの問題意識や語りがどちらに重きを置いているのか見極めることをしているうちに時間オーバーでした。いずれにしても勉強になりました。ありがとうございました。

Posted by: りん | 2006.11.06 at 12:23 AM

お世話になりました。
今後は,具体的な基準と運用システムについて議論することが,教育工学らしいなと痛感しました。あり方論で終始するのはもったいないですね。
いずれにしても進行おつかれさまでした。

Posted by: ほりたん | 2006.11.05 at 10:03 PM

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