国語番組の活用と学力向上(全放連・学力向上プロジェクトの研究授業)
本日,横浜市立境木小学校5年生担任の高野教諭が,NHK学校放送番組『わかる国語 読み書きのツボ 5・6年』を活用した研究授業を公開した。全放連・研究部・学力向上プロジェクトの研究活動の一環だ。
光村図書の教科書の当該学年に用意された題材,「物語を作ろう」の指導に,上記番組の「いつだれがどこでなにした~5W1H~」の回を導入したのである。先日の事前検討会では別の回を用いることになったのだが,高野教諭は,果敢に「いつどこで~」の利用に挑戦した。
2時間連続の授業であったが,子どもたちの番組視聴,それを活かした「書く活動」はすこぶる充実した。彼らが90分連続の授業の後にチャイムを聞いて,「えー,もう終わり」とつぶやいたことに,それは顕著に示されよう。そして,それは,番組が書くこと,それを工夫することの「楽しさ」を子どもたちに訴えかけたからであろう。
国語番組の活用と学力向上のよき関係を見いだせた研究授業であった。
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Comments
木原先生、昨日は4校時の「みんな生きている-家族のかたち」も含め、3時間の公開に関しご指導いただき有り難うございました。高学年の学力向上に寄与する国語番組について今後も実践・検証して参ります。本当に有り難うございました。
Posted by: KEN | 2006.11.29 07:25 AM