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2006.11.01

指導主事のアクション(池田市教育委員会Y氏が研究授業を見学して)

 昨日もレポートしたように,大阪府池田市立呉服小学校の研究授業に参加した。私は,第1学年と第5学年の国語科の授業,さらに第2学年の英語活動の授業を見学し,事後協議会にも参加した。
 第5学年の国語の授業を池田市教育委員会のY氏が見学していた。お仕事の都合で,協議会には参加されなかったが,授業終了後,授業者に短く印象を伝えていらっしゃった。そして,翌日,2ページの感想メモを手渡されたという。そのこと自体もすばらしいと思うが,その内容がまたステキだ。授業者の学級経営の充実ぶりを認めつつ,国語の指導法について,いくつかの改善点を具体的に提案している。例えば,発問の工夫であれば,「A:おみつさんの気持ちが一番動いたのはどの場面ですか,B:おみつさんの大工さんへの思いが大きく変化するのは大工さんのどの言葉でしたかのどちらかを最初の発問にしてみましょう。」といった具合に。聞くところによると,この指導主事が,こうしたメモを作成し,当事者に渡すのは,私が訪れた日だけではないらしい。
 各地の授業研究会で指導主事と同席し,がっかりすることがある。授業とは関係のない文科省の文書を読みあげて終わる,授業の細かな点を長々と話すが本質が何なのかが伝わってこない,かつての自分の授業づくりや他所の学校の紹介に終始する,「大学の先生にお任せします」と言って自らはコメントを避けるなどの言動を目にしたときだ(それではすまないように,突っ込みを入れることも少なくないが――)。
 予算獲得とか報道対応とか,指導主事が忙しいことは分かっているつもりだ。けれども,彼らには,学校を訪問し,そこで授業を見たならば,その長短所を多面的に,そして自分の言葉で語ってもらいたいと思う

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Comments

いつも木原先生を頼りにしていた私には、耳の痛い話です。今後も、ご指導下さい。

Posted by: hori | 2006.11.02 at 08:10 AM

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