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2007.01.30

授業づくりのアイデアを豊かにするためには

 先日,ある小学校で,第1学年と第5学年の国語の授業を見学した。両授業とも,クイズ大会を開こうとか,文集を作ろうといった,プロジェクト型の学習が導入されており,子どもたちが,ゴールに向かって,自律的に,書く活動を繰り広げていた。それを支えるべく,指導者は,このプロジェクトの意義や見通しを再確認していたし,書く活動の評価規準や判断基準を明示していた。さらに,子どもたちに対するきめ細かな指導を実行していた。前者では,教師による評価規準の説明に,また後者では子どもが作文を綴る道具として,ICTが用いられてもいた。私が最近見た授業の中でも,学力向上への取り組みとして,極めて完成度が高いものだった。
 こうした取り組みをさらに磨き上げるためには,授業づくりのアイデアを十分に蓄積する必要があろう。これ以上の授業を目指すためには,授業づくりのネットワークを拡充するしかないと直感した。つまり,学校外の教師との研究的ネットワークを開拓していくしかあるまい(もしかしたら,今までも,それを私が代行してきたのかもしれないが)。だから,本日の講評の最後に,次年度にはぜひ公開研究発表会を開催し,このようなすぐれた実践(「どこに出しても恥ずかしくない授業です」と断言した)を他校の教師たちに提供してもらいたいし,それをさらに充実させるためのアイデアを逆に吸収してもらいたいと告げた。大げさに考えないでも,拡大校内研として,例えば,隣の小学校の先生や児童が進学する中学校の先生などに意見をもらう程度でよいからとも語った。また,そうした取り組みが全国で徐々に,しかし確かに進んでいる事実を解説した。
 この学校が次年度,そうしたアクションを起こすかどうか,見守っていきたい。

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