自主勉強会に参加する姿勢
研究者間の学術的交流,教師たちとの実践研究会など,私は,様々な自主勉強会に参加している。それに,継続的に参加するのは,けっこう大変なことだ。体調が悪い,締め切りが明日に迫った課題がある,(遠くの場合は)旅費の確保が難しい等々で,参加を見合わせたくなることもある。
けれども,「できれば参加したい」くらいの気持ちで臨んでいる自主勉強会から得るものは,多くない。やはり,歯を食いしばっても,継続的に参加している会だと,得るものも多いように思う。読者は,どう思われるだろうか。生身の人間だから,どうしても出席がかなわない場合もある。それは,仕方がない。要は,その勉強会に対して,どのような姿勢で向き合っているかが大切なのだ。また,継続的参加を満たすための戦略(スケジューリング,貯蓄など)を有しているかが,それが実りあるものになるかどうかの分かれ目なのである。
研究者も実践家も,時々,自主勉強会に対する自己のスタンスを点検・評価した方がよいだろう。
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