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2007.04.24

ワークシートを工夫して,子どもを学習に参加させる,彼らに学習の見通しを与える

 昨日もレポートしたが,広島県三次市立三和小学校で,第4学年の国語,第6学年の算数の授業を見学した。
算数の授業では,写真のようなワークシートを子どもたちが利用して,展開図を描く活動に従事していた。
 P1050954 ところで,このワークシートは,その構成がよく工夫されていた。まず,展開図を描く際に必要となる要素をきちんと確認する欄が設けられている(しかも,それを使って,教師は診断的評価を実施していた)。また,展開図を描く図形の見取り図が複数用意され,しかも,その難易度が示されていた。子どもたちは,主体的に,課題を選択し,その解決に挑むことになる。教科書には載っていない正十二面体,正二十面体も発展課題として提供されていた。
 こうした構成から,このワークシートは,たった1枚のプリントだが,「子どもを学習に参加させる,彼らに学習の見通しを与える」役割を十二分に果たしている。これには,この学校の教師たちが,学力向上フロンティアスクールとして取り組んできた,算数の思考力・表現力の育成,そのための個に応じた指導や評価問題作成の蓄積が息づいているように思う。

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