« 学校研究のリーダーの連休――その過ごし方 | Main | 「3年計画の研究なのに,なぜ,初年度から研究発表会を開催しないといけないのか」と問われたら―― »

2007.04.29

1学期に研究発表会を催すと――

 私の知人が勤務する小学校がいくつか,1学期に研究発表会を催す。例えば,LTプロジェクトのメンバーであった田端芳恵先生が研究主任を務める,目黒区立田道小学校も,国語教育の研究発表会を7月6日(金)に催すと聞いた。
 一般に,1学期に研究発表会を催すことについては,学校の中でも,やや否定的な意見が多いように思う。1学期に学級づくりとか学習習慣の定着にエネルギーを注ぎたいと思う,教師の気持ちはよく分かる。そうした事情から,2・3学期に比べて困難が伴うので,1学期の授業公開を教師たちが避けたくなるのも,無理からぬことではあろう。
 しかし,私は,研究発表会は,完成された授業を見せるイベントではないと思っている(そもそも,完璧な授業なんてどこにも存在しないのだが)。1学期なら,その数ヶ月の成果をアピールし,今後の課題を自覚したり,参加者に指摘してもらったりすればよいのだ。公開する授業に難があったとして,その実施時期を考慮せずに授業を全面的に否定する人がいたら,その人の方に問題があるのだ。
 今後の課題が明らかになるのが早ければ早いほど,授業やカリキュラムがよくなる,発展するチャンスが多くなるわけだから,3学期よりは2学期,2学期よりは1学期に授業を公開し,研究発表会を催す方がベターであると考えたい。そして,研究主任には,そのような発想を校内に広めるために尽力してもらいたいし,参加者にも納得させるような仕組みを考案したり,仕掛けを準備したりしてもらいたいものだ。

|

« 学校研究のリーダーの連休――その過ごし方 | Main | 「3年計画の研究なのに,なぜ,初年度から研究発表会を開催しないといけないのか」と問われたら―― »

Comments

木原先生いつもご指導ありがとうございます。7月の研究発表ということでいろいろな先生方にも驚かれることも多いですが、先生にいただいたお言葉のようにこれからの授業改善に向けて前向きにとらえ、がんばりたいと思います。

Posted by: tabata | 2007.05.03 at 10:14 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 学校研究のリーダーの連休――その過ごし方 | Main | 「3年計画の研究なのに,なぜ,初年度から研究発表会を開催しないといけないのか」と問われたら―― »