教職1年目の様子(大学院・実践学校教育専攻の『教師発達学』にて)
本日,学院・実践学校教育専攻の『教師発達学』の5回目の講義を迎えた。本日から,講義も第2のパートに入った。それは,若手・中堅・ベテラン教師の授業力量とその形成の特徴に関するものだ。第1のパートが授業力量に関する枠組みの概説=総論ならば,今回から6回は各論にあたる。
今日は,教職1年目の様子を振り返ってもらったり,私が明らかにしてきた1年目の教師の1年間の成長(とその限界)について紹介したりした。前者では,受講生たる現職教員たちが「昨日のことのように覚えている」と言いながら,当時を語ってくれたのが印象的だった。また,私が追跡した事例と彼らの経験がかなりオーバーラップしていると述べてくれたのも,自信になった。
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Comments
木原先生、お世話になっております。
夜間に学び始めて、1か月が経ちます。
今日(もう昨日ですね)の授業で、「教職に関する知識を持ってはいても、自分の中で整理されていなければ、実践の中で活かすことができない。」というお話が印象的でした。
自らの実践を整理できる学びの場として、貴重な時間を過ごすことができています。ありがとうございます。
Posted by: わだ | 2007.05.09 12:43 AM