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2007.05.02

Small is Beautiful.

 大阪教育大学に勤務して,1ヶ月が過ぎた。勤務のシステムにも,講義のサイクルにも慣れてきた。先日もコメントしたように,現職教員たる大学院生はもちろんのこと,教員を目指す学部生の熱心さにはよく驚かされる。
 天王寺キャンパスには,夜間に学ぶ学生だけが通っているので,1学年の人数は少ない。学部の定員は90名(うち編入学生が50名)だ。大学院の定員は,今年から増えたとはいえ,30名だ。大阪大学,岡山大学,そして大阪市立大学に奉職した私からすれば,この規模はとてもsmallなのである。
 けれども,それだけに,雰囲気がアットホームだ。学生が,よくあいさつをしてくれるし,話しかけてもくれる(質問にもよく来る)。私が担当する,ある科目は,必修科目であり,卒業までに全員が受講する。だから,顔見知りになりやすい。
 かつて佐藤学氏(東京大学)が,学校改革に関する論述の中で,複数の学校が統合して大規模になり,スケールメリットを駆使した学校経営を展開するタイプの改革について異論を呈し,「Small is Beautiful.」という原理に基づく学校づくりの重要性,そこにおける教師と子どもの関係性構築の可能性を力説していらっしゃったが,自分もそういう大学に勤めてみて,それを実感している。もちろん,大学経営全体としては,両者の原理の両全を目指すべきなのであろうが。

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