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2007.06.13

目標や評価規準の焦点化-自身の講義の反省も含めて-

 昨日訪れた中学校の研究授業では,多くの場合,複数の目標とそれに応じた評価規準が用意されていた。まず授業の導入で意欲を持たせ,課題を提示して,生徒に,その解決に向けた思考を繰り広げさせる。さらに,思考の結果を生徒間で発表させ,交流させる。その中で明らかになったことを知識として教師がまとめるという流れだ。確かに,活動としては多様なものが設定されているが,例えばある授業は8時間扱いの単元の最初の時間だから,つまるところ,当該事象に対する「関心・意欲・態度」を喚起することが大切であった(私が「重点目標」をたずねたら,授業者もそう回答していた)。
 多くの目標や評価規準を用意すると,ていねいな指導や学び直しの機会の保障が難しくなる。だから,目標(評価規準)の焦点化は,「わかる授業」への王道である。昨日もまたそう思った。
 しかし,分かっていても,できない場合もある。恥ずかしながら,本日の私の講義もそうであった。今日は,小中学校の連携と中高一貫教育とをセットで講ずることを試みたが,前者に講義時間の大半を費やし,中高一貫教育に関する説明が不十分になったり,受講者に討論させる時間を保障できなかったりした。これまで,中高一貫教育だけに90分を費やしていたのに,ついよくばってしまった結果,慌ただしい,まとまりのない講義となった。反省するとともに,次回に,そのリカバリーを図ることを決意した(はや,その再設計に着手した)。

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