授業研究が熱を帯びる中学校
本日,彦根市立南中学校を訪問し,美術・社会・音楽の授業を見学し,それを題材とする協議会に参加した。この学校の教師たちは,「主体的・意欲的な学習活動を支える授業の創造-学びの環境を整え,自己の向上をめざす生徒の育成-」という研究主題の下,①理科・数学・美術小部会,②国語・社会・英語小部会,③音楽・保体・技家小部会を設定して,研究を推進している。それぞれの授業には,研究主題を具体化すべく,様々な工夫が導入されていた。
そして,写真のように,教師たちは,研究授業について,部会単位で密な議論を繰り広げていた。異なる教科であれだけ積極的に意見を交換できることがまずもって,すばらしい。付箋紙を用意して気づきを書き出す,その際に用いる「参観の視点」を用意する,参観の視点を踏まえて司会がコーディネーションを繰り広げるといった点も,見事であった。
こんなに授業研究が熱を帯びる中学校がどこにでもあるわけではなかろう。この学校は,教育課程に関する研究指定を彦根市から受け,その成果を平成20年1月21日に公開することになっている。
The comments to this entry are closed.
Comments