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2007.06.09

異校園種の連携に取り組んで

 昨日,大阪府南河内郡千早赤阪村の小吹台小学校で,英語活動の研究授業を参観した。この学校は,村内の幼稚園,小中学校とともに,文部科学省指定研究開発学校としてコミュニケーション能力の育成に取り組んでいる。
P1060670 見学した授業では,自分たちのクラスの時間割と他の2つの小学校のそれについて,英語でたずねあう学習活動が用意されていた。これは,やがて中学校で机を並べて学ぶ(将来の)友人の状況にふれる機会となるという意味で,価値のある活動であると思った。また,授業者の教卓の後ろには,幼小中の12年間の英語カリキュラムをまとめたプリントが貼ってあり,彼女がそれを常に意識して授業を組み立て,展開していることがうかがわれた。これらは,連携がホンモノになってきた証であろう。
 この研究に関する発表会が,11月22日(木)に催される。参加すると,きっと異校園種の連携の本質を学び,そしてそれを具体化した実践的アイデアを数多く得られるだろう。

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