研究グループのメンバーで同じ授業を見学すると――
本日,私が代表者を務めている,科研費の研究グループで,学校訪問調査を実施した。私が,長く関わりをもっている,広島県府中市立上下北小学校を訪れ,その授業研究の模様を研究グループのメンバー(大阪市立大学・矢野先生,愛知江南短期大学・森さん)にご覧いただき,その特徴について感想を述べてもらった(ある種の外部評価を試みた)。
研究授業の数やその内容の工夫,事後協議会の司会・進行の工夫などについて,おおむね,肯定的に評価してもらったし,その歴史を私なりに説明した。こうして,研究グループのメンバーで同じ授業を見学すると,授業,それをベースにした実践研究の可能性と課題をより深く考察できた。
なお,この学校は,10月12日に,研究発表会を開催する。前にも何度か紹介したが,この研究会に参加すれば,小学校の授業改善の動向,その実際を1日で把握することができよう。それほど,多彩な授業が公開されるし,分科会や全体会の進行が工夫されている。参加しがいのある研究会だ。読者には,ぜひ参加を検討してもらいたい。
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