「笑顔で授業するようになった」-小中連携の効果を物語るエピソード-
昨日もレポートした,広島県府中市立上下北小学校が催した,第2回上下中学校区合同授業研究会では,国語と英語活動の授業で,小学校の学級担任と中学校の教師がティーム・ティーチングを展開していた。
前者の授業は,学校のニュースを,上下中学校の生徒や同校にともに進学する上下南小学校の児童に伝えるものである。その内容や構成について,中学校教員がアドバイスを児童に送る(写真)。また後者は,上下中学校の教師だけでなく,上下南小学校の児童と学級担任もバスでやってきて,学校をまたいだ合同学習となった。中学校の英語教諭は,日頃,両小学校の英語活動の一部に参加しているので,彼が,いわば,2つの小学校を結ぶキューピッド役を果たす。
研究授業後の協議会で,英語のティーム・ティーチングに従事した教師が,「小学校で授業をするようになって,小学生や学級担任につられて(?),笑顔で授業をするようになりました」と回顧していた。小中連携の効果を物語るエピソードの1つであろう。
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