1人の教師が1年に少なくとも5回は研究授業を実施する学校
広島県府中市立上下南小学校の研究授業に参加した。この学校は,「論理的に考え,表現できる児童の育成~資料を読みとる力を高めるための指導法の工夫~」という研究テーマのもと,教員が精力的に実践研究を推進し,その成果を蓄積している。
今日は,本年度最後の授業研究会であったが,1年生の道徳と5年生の国語の授業が実施された。両クラスの指導者を含めて,この学校の教師たちは,1人の教師が1年に少なくとも5回は研究授業(指導案を作成し,授業を同僚や外部の人に見てもらい,終了後に当該授業に関する協議が催される授業)を実施するそうだ。ものすごい厚みである。こういう学校がある一方,誰が研究授業を実施するかでもめにもめる学校,数十人の教師がいても1年に数回しか研究授業が実施されない学校もある。その違いはいったいどこから生まれるのか--。
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