修士論文は,かけた努力と時間がものをいう
明日,明後日と,我が大阪教育大学大学院実践学校教育専攻では,修士論文の発表会が催される。私も,いくつかの論文の審査を担当する。それでここ数日,それらを読破するのに,かなりの時間を費やした(ちなみに,今年度は異動したばかりなので,指導を担当した学生はいない)。
本学の学生に限ったことではないが,やはり修士論文は,かけた努力と時間がものをいう。今回担当したものはいずれも,研究目的に即して資料を集めたり,調査を実施して自分なりの結論を導き出していた。もちろん,完璧な論文など存在していないので,論旨が整っていなかったり,問題の所在が演繹的に説明されていない箇所については,査読者としては指摘せざるを得ない。けれども,それを補って余りある特長が各論文にあったので,読み応えがあった。
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