新しい大学で1年が過ぎて--
3月下旬,大学では,定年退職や異動に伴う引っ越し作業をよく見かける。31日ともなれば,お世話になった方々にご挨拶にいかねばならない。私も,1年前,そうだった。あれから,早くも1年が過ぎた。少しは,大阪教育大学にも慣れたとは思う。まだまだ分かっていないこと,できていないことも多いが,ともかく,新しい大学で1年が過ぎた。
数日前に,「教員の異動」に関する記事を投稿した。異動を自らの成長に役立てねばならないのは,私も同じである。この1年がそうなっていただろうか。例えば,教員養成に対する意識や手立てが豊かになったことは間違いあるまい。大学院における,現職教員に対する講義方法は,かなり工夫したと自負できる。それらとバランスをとるべく,英文学会誌の購読勉強会を始めたことも意義深いと考える。
一方で,研究活動,とりわけ,データの収集・整理・分析等が計画倒れになった感がある。20年度は,それらの改善,そして(長期的,安定的に教育・研究にいそしむための)体力の向上に努めねばなるまい。
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