教員異動の知らせに思う
一昨日あたりから,全国で教員異動の内示が示されている。私のところにも,いくつかの知らせが届いた。その中には,本人にとっては不本意なものもある。例えば,学校の実践研究を苦労して推進してきて,「さあ,これからが勝負」と思っていた矢先にセンターへの異動を明示されたケース。社会科研究に邁進していたら,国語の研究校に転任を命じられたケース。
本人の希望がかなわないのは,不幸なことではある。できれば,そうならない方がよいに決まっている。しかしながら,舞台は変わっても,それまでに重ねてきた努力は,必ず役立つ。新しい取り組みにも生きる。もしかしたら,いやけっこう多くの場合,自己実現の新たな地平が切り開かれる。この度の異動で後ろ髪を引かれる思いで所属校を後にする教師たちが,そう思ってがんばってくれることを期待している。
そして,自分自身がそうした境地に立つことがあったら,そう信じてがんばろうとも思う。
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