« March 2008 | Main | May 2008 »

2008.04.30

大学生(教員志望学生)も,映像作品で学ぶ

 本日,大阪教育大学で講義を担当している「教育実践の研究Ⅱ」で,昭和20年代の「興味の中心」に基づく,子どもたちの問題解決学習の特徴と課題について講じた。その3分の1の時間に,伊那小学校の実践を映像化したテレビ番組視聴をあてた。30分も集中して視聴できるか心配だったが,あえて分断せずに,丸ごと視聴してもらった。
P1120189 私の心配をよそに,受講生たちは,30分間食い入るように,この作品を視聴し,子ども中心主義の授業実践の可能性と課題を真剣に考えていた。大学生(教員志望学生)も,それがすぐれたストーリー性やメッセージ性を有しているならば,映像作品による学びを成立させるのである。もちろん,ワークシートを用意して視聴後の討論をガイドしたり,受講生の意見を整理したりする役割を私もちゃんと果たしたのではあるが。

| | Comments (0)

2008.04.29

全放連・人間力向上プロジェクトのスタート

 本日,東京・渋谷のNHKで,全国放送教育研究会連盟(全放連)の人間力向上プロジェクトのキックオフ会が催された。これは,全放連がプロジェクトチームを組んで取り組む,研究活動だ。これまで,教育放送デジタル化への対応,学力向上への取り組みを推進してきた。その成果と課題を踏まえて,今年度から3年間(予定),放送番組活用による「人間力向上」にメンバーはチャレンジする。
P1020208 本日は,まず私が,人間力という概念が台頭してきた背景,その枠組み,実践事例をレポートした。それを受けて,メンバーの教師たちは,人間力の育成と番組活用を重ねる構想を練り,それらを交流した。7月7日(月)に,メンバーの一人が研究授業を実施すること等も決まった。
 このプロジェクトが提案性のある,また放送教育の伝統の継承とリニューアルに資するものになるように,努力したいし,全国の放送教育実践家には,直接的・間接的に,このプロジェクトに関わってもらいたい。

| | Comments (1)

2008.04.28

NHK学校放送番組『伝える極意』を研究する(第63回なにわ放送教育研究会)

 本日夜,谷町のNHK大阪で,第63回なにわ放送教育研究会が催され,私も参加した。今日は,今年度にスタートした学校放送番組『伝える極意』の第1回,第2回を視聴し,その特徴等について意見を交換した。
 全体として,教師の指導の糧になるという意見が少なくなかった。例えば,礼状を書いたり1分間スピーチをおこなったりすることを子どもに指導する際にポイントを確認できる。説明しても分かりにくいコツをビジュアルに示せるといった可能性が指摘された。
 しかしながら,子どもが番組に魅力を感じないのではないかという声も聞かれた。ストーリーがやや単調で,まるで,大人の趣味講座番組のようだという感想が,それを象徴している(つまり,もともと,番組で紹介される課題や活動に興味のあるものでないと,視聴意欲を維持できないことが危惧される)。
 完璧な授業が存在しないように,また完全なる番組も存在しないだろう。だからまず,この番組を視聴し,また教室で利用してみようと,なにわ放研のメンバーは約束した。来月26日の研究会で,茨木の小学校教員が,この番組を活用した実践を報告してくれることになった。

| | Comments (1)

『わかる・できる授業のための教室のICT環境』

 先日,三省堂より,『わかる・できる授業のための教室のICT環境』が刊行された。編者の堀田先生(NIME)と野中先生(横浜国立大学)の研究的関心・ネットワークが反映された,好著である。施策や実践動向の整理,調査結果の報告,すぐれた事例の紹介,外国の取り組みのレポートなど,140頁ほどの厚みだが,実に内容が濃い。私も,2006年度にJAPETが事務局を務めて実施された調査研究の成果の一端を報告させていただいた。

| | Comments (0)

2008.04.26

カリキュラムの評価と(再)設計をつなぐ「組織化」

 本日午後,我が研究室で,カリキュラム研究会をが開催された(隔月開催)。James George Henderson & Rosemary Gornik (2006) Transformative Curriculum Leadershipの第6~8章の内容が報告され,議論された。著者たちは,カリキュラム開発の過程を設計,実施,評価,組織化と定めている。この「組織化」とは何か。カリキュラムの評価と(再)設計をつなぐ概念や営みである。具体的には,カリキュラム開発の主体,それに関わる人材の再設定ということであった。つまり,カリキュラム開発のメンバーのリニューアルである。それによって,学習者に民主的な社会を生きる力をつける(教材・自己・社会の理解を充実する)可能性が高まるという。カリキュラム開発の進展をそれに関わる人々の関係性のネットワーク化と把握する観念は,文化論的で,なかなか斬新だ。

| | Comments (0)

2008.04.25

カリキュラム・リーダーシップを尊ぶ学校では

 本日は,ほぼ一日,明日開催する「カリキュラム研究会」の発表準備に追われた。カリキュラム・リーダーシップに関する文献,James George Henderson & Rosemary Gornik (2006) Transformative Curriculum Leadershipの第8章「ローカルな学習共同体を構築する」が私に与えられた発表分担だ。この章では,民主的な市民を育成するための民主的なカリキュラム開発には,学校の教職員の学習共同体,保護者や地域住民までも含む関係者の学習共同体が必要となること,その成立要件等が述べられている。
 専門家たる学校の教職員の学習共同体では,例えばキャリアや特別支援等の一般的な教科とは異なる指導を担当している教師たちのカリキュラム開発への参画をいかに促すかを説いていた。民主的な社会を担う子どもたちの学びを促す学校,つまりカリキュラム・リーダーシップを尊ぶ学校では,カリキュラム開発のシーンにおいても,スタッフの民主的な関係性が重んじられている
 今後,カリキュラム・コーディネータ等の実践的リーダーの力量やその育成に関する研究をデザインする際はに,この視点も投入することにしよう。

| | Comments (0)

2008.04.24

試行錯誤で講義をせざえるをえない状況に遭遇して

P1020198 今日は,りんくうタウン駅近くの航空保安大学校で,「初任教官研修」の講師を務めた。この大学校は,空港で働く専門家,例えば管制官を養成するための高等教育機関だ。その教育を担当する方は,実務経験を数多く積んではいるが,講義や実習という教える立場の経験は皆無に等しい。そうした方々に対して,「指導と評価の工夫」をこうじた。
 小中学校でも,航空保安大学校でも,そこで営まれる指導と評価の原理は変わらない。しかし,そこでの授業の具体的なイメージがわかず,試行錯誤で講義を進めた。もちろん,講義のシナリオは変更に次ぐ,変更であった(彼らが昨日まで他の教育学等の講義を受けているので,重複を避ける必要もあった)。気を張り詰めて講義を実施していたせいか,あっという間に8時間が過ぎた。こういう慣れていない状況で講義をするのは,しんどいことではあるが,またうまくいかないことも少なくないが,自分の授業力向上に役だったとも思う。それから天王寺に戻って本務校で講義を実施するのは,少々(相当?)大変だったが--。

| | Comments (0)

2008.04.23

やっぱり「整備なき活用はありえない」

 今日も2コマの講義を担当したが,ある講義でプロジェクター等が使えなかった。映像を提示するのに,四苦八苦した。講義の時間も浪費した。プロジェクターを活用するプランを立てなければよかったと後悔した。大学も,小中学校と同じく,「(ICT環境の)整備なき活用はありえない」のである。

| | Comments (0)

2008.04.22

大阪市の教育との接点

 昨日午前,大阪市教育委員会が事務局を務める,ある委員会に委員として出席していた。今年になってから委員を拝命しているのだが,気がついたら,その会場には,顔見知りの方が少なからずいらっしゃった。他の委員会やプロジェクト等で苦楽をともにしたメンバー(教員,指導主事等)だ。それは,自分と大阪市の教育との接点が増えたことの証左であろう。
 大阪市立大学に7年,大阪教育大学に1年少し勤務して,大阪市の教育にそれなりに関わりを持ったのだと,あらためて思った。このネットワークは,これからも大切にしたいと思う。また,それを発展させられるように,自分にできる役割を果たしていこうと思う。

| | Comments (0)

2008.04.21

「テレビ番組とICTの連動による探求型学習の効果に関する調査・研究」事業の発展に向けて

 またまたNHKを訪れ,「テレビ番組とICTの連動による探求型学習の効果に関する調査・研究」事業に関するミーティングに出席した。これは,文部科学省の「先導的教育情報化推進プログラム」の1つとして,企画・運営されるプロジェクトである。NHKおよび日本放送教育協会が事務局を務める。本日は,19年度の取り組みを振り返りつつ,習得・活用・探究という学習サイクルと放送番組やICTの活用の関係構造を踏まえた学習デザイン,それを通じて獲得が期待される「探求型言語力」の内実等について議論した。

| | Comments (0)

2008.04.20

またまた異動について考える

 昨夜,横浜で,横浜国立大学の野中先生たちと食事をともにした。野中先生は,この4月に,長く勤務なさった和歌山大学を離れ,横浜国立大学に赴任なさった。事例を頂戴してまだ2週間強しか過ぎていないのだから分からないことも多いとのことだった。当然であろう。
 自分ももう3回もそれを経験した(最初の勤務地は学生・院生時代をすごした大学だったから,異郷に入ったという感じはなかった)。そんな大変な思いをするぐらいだったら,同じ大学でずっと勤務する方がよいのか--。そうとは限らない。新しい勤務地に慣れようとする努力,そこで得る多様な考え方等が,自分の教育・研究の発想やアプローチを豊かにしてくれるからだ。少なくとも,自分は,そうであったと思う。誰しも,異動すれば,前任の勤務地と同じことはできない。しかし,新しい喜びや違ったよさを感じられるのであれば,それでよいのだと自分なりに考えた。

| | Comments (0)

2008.04.19

2011年以降の学校放送番組とデジタルコンテンツのあり方に関する調査研究プロジェクト

 本日,渋谷のNHKで,「2011年以降の学校放送番組とデジタルコンテンツのあり方に関する調査研究プロジェクト」関連のミーティングが催され,私も参加した。これは,2011年,そしてそれ以降のNHKの教育サービスのあり方について,具体的に提言するための調査研究である。
 今回は,このプロジェクトのアンケート調査ワーキンググループの集いであった。亀井美穂子先生(椙山女学園大学),森田裕介先生(早稲田大学)とともに,6月に実施予定のアンケート調査の内容や様式について,検討した。あと一ヶ月で内容他のプロジェクトメンバーの意見を吸収し,内容・様式を詰めて実施する。その折りには,読者(教員の方々)には,ぜひ協力していただきたい。次の世代の放送教育を創り出す,重要な調査になるので。

| | Comments (0)

2008.04.18

具体性のある研究計画でないと

 本日は卒論指導の日であった。3時間みっちりやっ た。卒論論文の作成計画を報告してもらったが,具体的な活動や作業として構想されていない場合が少なくなかっ た。私が指導する学生の大半は、学校現場に身を投じ,実践的なデータを収集する。それは,相手あってこその営みだから,その準備や依頼,連絡調整等にかなりの時間が必要になる。今日は,それを諭し,具体性のある研究計画を作成することの重要性を繰り返して語った。

| | Comments (0)

2008.04.17

ずっと「一緒にいたい」と思う教師

 本日は,学部の講義「教育学演習Ⅰ」の第2回目だった。この講義は,教師に関する研究のトピック,視点と方法を受講生に会得してもらうために,様々な教師の事例分析を繰り広げるものだ。講義のゴールは,教師に関する研究のリサーチプロポーザルを作成し,発表することになっている。
 今回のトピックは,「重要な他者たる教師」であった。該当する教師を想起してもらったり,ある部活動の指導事例を分析してもらったりして,重要な他者たる教師の特徴を実感してもらった。その過程で,受講生から,「重要な他者たる教師とは,子どもがずっと『一緒にいたい』,卒業しても大きくなっても会いたいと思う教師ですね」と言ってくれた。なるほど,この心理学の概念を実践的に表現すると,そうなるだろう。

| | Comments (0)

2008.04.16

記憶に残る授業

 本日は,学部の講義「教育実践の研究Ⅱ」の今年度のスタートの日であった。これは,必修科目ではないが,約20名の4・5年生が受講してくれた。この講義では,現在の小中学校等の指導法の工夫改善やカリキュラム開発について,その背景や特徴を解説する。また,その事例を紹介する。さらに,学生に,それらを比較したり,関連づけたりしてもらう。
 今日は,講義の概要を伝えるとともに,ウォーミングアップとして,「小中学校の授業で特に印象に残っているもの」をたずねてみた。書道の時間に「うちわのアート作品」を制作する,選択音楽の時間にケーナを製作し,演奏する等が報告された。学生には,それらの共通項を導出してもらい,その後,私が,それらと講義内容との連続性を説明した。我ながら,この「記憶に残る授業」の振り返りは,講義のよいスタートを創ってくれたと思う。

| | Comments (0)

2008.04.15

多様な舞台でがんばる教師たち

 本日は,大学院の講義「教師発達学」の今年度のスタートの日であった。必修科目となる教職ファシリィテーターコースのメンバーを含む,十数名が受講することとなった。
 本日はオリエンテーションとして,講義の概要(目標,内容・活動,を説明しつつ,自らの授業力量形成史を受講者に振り返ってもらった。それで分かったのだが,我が大学院で学ぶ教師たちは,様々な「異文化体験」を積んでいるものが少なくない。例えば,北海道や東京や島根で教員として勤め,大阪に移ってきた教師。例えば,特別支援学校に身を投じた教師,複数の校園種で奉職している教師等々である。多様な舞台でがんばるという経験は,彼らに,これもまた異文化たる夜間大学院で学ぶ意欲や姿勢等を創り出しているように感じた(そういえば,昨年度講義を受講した学生=現職教員たちにもそういう傾向があったような--)。

| | Comments (0)

2008.04.14

早くも研究授業を実施する学校

P1020169 本日,三次市立三和小学校を訪問した。この学校は,松下教育研究財団の実践研究助成を受けることになった学校であり,私が,サポートを担当することになっている。本日は,,そこで,第6学年の算数の授業を見学させてもらった。子どもに立方体の展開図の特徴を考えさせることが目標とされる授業であったが,算数的な活動の導入,実物投影機や電子情報ボードの利用によって,彼らは,楽しく,そしてしっかりと考えていた。それを豊かに発表させるための手だてが少々足らなかったとはいえ,今日は,今年度になって授業が開始されてから1週間も経たない時期。そもそも,研究授業を計画し,実施していること自体がある種驚きである。この学校の実践研究の進展に,大きな期待が寄せられる。
 研究授業後の打ち合わせで,学校長や研究主任と相談して,規模や趣を変えながら,9月,11月,2月と3回,授業公開等を催すことが決まった。

| | Comments (0)

2008.04.13

今年は,「研究発表会」の企画・運営に関する実践的知見を集積したい

 ここ数年,全国各地の教師の協力を得て,学校における実践研究の企画・運営に関わる実践的知見を収集・整
理してきた。それらをいくつかの手引きやQ&A集の形に集約し,公開してきた。
 今年度は,その延長として,「研究発表会」の企画・運営に関する実践的知見を集積したいと考えている。最近,自主公開研究会を開催する学校が増えてきた。しかし,一日ないしは半日の短い時間で,自校の実践研究の過程や成果を上手に伝えるのは,簡単ではない。さらに,参加者にきちんとリアクションしてもらったり,当日彼らが参加してみたこと,聞いたことを自校の実践研究に適用する場面を設けることは,さらに難しい。研究発表会がイベントと化し,それがすむと研究まで終わってしまうケースに遭遇することもある。
 この1年,いくつかの学校に関わったり,全国各地の研究発表会に参加したりして,研究発表会の光と影を明らかにするとともに,その評価的機能を満たすための方法論を磨きたいと思う。

| | Comments (0)

2008.04.12

「カリキュラム・リーダーシップのモデル開発」

 本日我が研究室で,矢野先生(大阪市立大学)及び森先生(愛知江南短期大学)と,ミニ研究会を開催した。3人で推進している,カリキュラム開発に必要とされるリーダーシップに関する理論的・実践的研究の中間まとめのためだ。これまで取り組んできた文献研究,国内外の学校視察を通じて得られた知見を整理した。7月上旬に開催される日本カリキュラム学会第19回大会(於:鳴門教育大学)で口頭報告を予定しているからだ。そのタイトルは,「カリキュラム・リーダーシップのモデル開発」になりそうだ。カリキュラム・マネージメントやスクール・リーダーシップとの違いを明らかにし,それに必要な要素や構造をまとめて,その特徴をモデル的に表現することになった。

| | Comments (0)

2008.04.11

「授業づくりと学力形成に関する今日的課題」

 明治図書より刊行されている『解放教育』という教育雑誌の5月号に,「授業づくりと学力形成に関する今日的課題」という拙稿が掲載されている。このでは,「私の『とっておきの授業」と学力形成」という特集が組まれている。その巻頭では,私は,「学校を基盤とする」学力向上アプローチの重要性を説き,学力の多様性とそれを踏まえた様々な授業づくりの工夫を解説した。ご覧いただき,コメントを頂戴できれば,幸いである。「kihara080411.pdf」をダウンロード

| | Comments (0)

2008.04.10

研究の系譜や類型,典型事例を語る

 『組織と経営について知るための実践フィールドワーク入門』(佐藤郁哉著,有斐閣)を読んだ。フィールドワークの意義や特徴,その系譜や類型がよく整理されている。また,限られた字数で,フィールドワークの意義や特徴を示す,研究の典型事例が分かりやすく紹介されている。この分野の研究方法論に関する好著であろう。
 私も,いつか,このような「研究の系譜や類型,典型事例を語る」本を,自分の専門たる「授業研究と教師の成長」をテーマにして著してみたいものだ。

| | Comments (0)

2008.04.09

実践学校教育専攻に新入生

 本日は,我が大学院(大阪教育大学・大学院教育学研究科・実践学校教育専攻)の院生に対する,ガイダンスの日であった。新入生に対して,カリキュラム,3つのコースの構造,必修科目の内容等が説明された。私も,自分が担当するコース(教職ファシリィテーターコース)の概要を解説した。
 新入生も,先輩たちと同様,昼間に勤務しながら,夜間に授業を受ける。課題やプロジェクトに向かう。大変なことではあるが,それだけに得るものがある。2年間(長期履修生は3年間)がんばってもらいたい。同時に,自分も,本学で2年目を迎え,少し慣れてきた感もあるが,それに甘えることなく,講義や修論指導に勤しむつもりである。

| | Comments (0)

2008.04.08

今年度にスタートした学校放送番組

 本日,本年度にスタートした学校放送番組を2本視聴した。『伝える極意』(小学校高学年国語・総合)と『見える歴史』(小学校6年生社会)である。前者では,実際の小学生が課題を解決していくプロセスが描かれている。後者では,アニメーションが駆使されている。読者も,視聴して,当該学年・教科等のこれまでの番組と比較してもらいたい。例えば,『伝える極意』とかつて放送されていた『調べてまとめて伝えよう』の異同などは,興味深い。

| | Comments (0)

2008.04.07

2011年以降の学校放送番組とデジタルコンテンツのあり方に関する調査研究プロジェクト

 本日,渋谷のNHKを訪れ,「2011年以降の学校放送番組とデジタルコンテンツのあり方に関する調査研究プロジェクト」の企画・運営について,NHKのスタッフと協議した。これは,地上デジタル放送が完全実施となり,また新しい指導要領が小学校で全面実施となる(予定),2011年,そしてそれ以降のNHKの教育サービスのあり方について,具体的に提言するための調査研究である。特に,「番組編成と放送時間」,放送番組以外の媒体によるサービスの量・質,番組等の利用に関する普及促進等をサーベイやインタビュー,さらには海外視察等を通じて明らかにするプロジェクトだ。
 先月末のキックオフ会の議論を踏まえて,短い期間,限られた予算で,学校放送の将来に関して,何をどこまで明らかにするのかについて,詰めが必要になった。このプロジェクトの座長を務める私とNHKのスタッフで協議した結果,今回の調査研究を通じて,学校現場のICT環境の整備状況やそこから生まれる学校放送への期待,その詳細,放送教育の普及促進に必要な活動等を把握することになった。

| | Comments (0)

2008.04.06

合宿では、ハイキング

新入生歓迎セミナーの一環として、ハイキングが行われた。一時間以上歩いた。普段の運動不足がたたり、とっても疲れた。でも、新入生と話ができて、よかった。

| | Comments (1)

まわりに、雪。

今日は、大学の新入生歓迎セミナーの二日目だ。兵庫県の山中で合宿をしている。まわりには、雪。びっくりした。

|

2008.04.05

合宿はよいことなのだが――

大学で新入生等を迎える上で合宿はよいことなのだが、バスに乗る時間が長いのは困りものである。今日は、おそらく、全国でけっこうな数の大学教員が同じ思いを抱いているに違いない。

| | Comments (0)

春は合宿

 大学では,「春は合宿」というのが合い言葉である。新入生(編入生)を迎え,彼らが大学になじめるように,その機会を設定する場合が多いからだ。とてもよいことではあるが,企画・運営する側は大変だ。しかし,幸い,大阪教育大学の第二部の場合は,2年生以上の先輩たちがそれをサポートしてくれるので,助かる。
 さて,私も,これから,引率者の一人として,兵庫県の山中に赴く。現地はまだ雪が残っているらしい。向こうから,携帯電話等で記事を投稿する予定。

| | Comments (0)

小柳先生の学位取得に思う

 本日,奈良に赴き,NIMEの堀田先生とともに,奈良教育大学の小柳先生の学位取得をお祝いする会を催した。我々の年齢になると,所属大学の業務,学会活動等で論文を執筆する時間を確保するのが難しくなる。小柳先生も,そうであったに違いない。それを克服して学位を取得なさった姿は,後に続く者のよき道しるべだ。
 そして,それ以上に,4ヶ国の政策を比較して,我が国の教師の情報リテラシーの育成に関して提言するという論文の構成,その内容が示唆に富んでいる。

| | Comments (0)

2008.04.03

卒論指導も計画が大切

 本日,ゼミ生を集めて,卒論指導の計画を練った。彼らは,7月に教員採用試験を受ける。9月には,公立校での教育実習が待っている(附属小学校では既におこなっている)。昼間に働いていたり,インターンシップを実施していたりする。だから,ゼミの時間を確保するのが難しい。それでもゼミの日を決めた(個別の相談は別途実施する)。計画がないと本人にとっても,また私にとっても,進捗状況の点検が難しくなり,どうしても研究に必要となる活動が遅れ気味になるからだ。そういえば,私が参画した大規模調査では,ICT環境の整備は,整備計画の有無によって変わってくることが明らかになった。何事も計画が大切である。

| | Comments (0)

2008.04.02

若い研究者の誓いに思う

 昨日,本日と勉強会メンバー等から,メールが届いた。いずれも,就職等に苦労していた若手研究者だ。研究職を得て,見知らぬ土地(大学)と慣れぬ仕事に戸惑いつつ,これからの努力を誓っていた。立派である。彼らの活躍を見守りたいし,可能な限り支援していこうとも思う。もしかしたら,彼らに負けぬよう,研究や教育に励み,初学者の姿勢を保ち続けることが,彼らにとって一番の支援になるかなとも考えつつ。

| | Comments (0)

2008.04.01

新年度のスタート

 本日は,新年度のスタートにあたる日である。昨年度は,辞令交付や各種手続きで忙しかったが,今年度は落ち着いたものだった。研究室にずっといたが,来客もなければ,電話もかかってこなかった。文献を整理したり,コンピュータのソフトウェアをインストールしたり,ipod touchを設定したりできた。
 もうすぐ講義やゼミ等が始まる。今日のような平和な(?)日は少なくなるだろう。それでも,今日のような「落ち着いてものを考えられる時間」を少しは確保したい(できるかどうか,分からないが)。

| | Comments (0)

« March 2008 | Main | May 2008 »