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2008.05.29

大規模校における授業研究会

 本日,大阪市立常盤小学校で第6学年の社会科の授業を見学した。元寇が鎌倉幕府の滅亡に与えた影響を考察するという,難しいテーマに迫る授業であった。授業者は,何度も指導案を書き換え,授業に臨んだ(私も,二度,相談にのった)。その甲斐あってか,子どもたちは,しっかりとこの問題を考えていた。
 この学校は,児童数が1000人を越える大規模校だ。ゆえに,教員も40人以上が事後協議会に出席する。さらに,インターンシップでお世話になっている本学学生なども加わり,会議室はぎゅうぎゅう詰めだった。6時間目に研究授業が設定されたので,時間も足らなかった。それでも,グループ(学年団)での協議は活発だったし,各学年を代表して示されたコメントにも熱がこもっていた。各教師たちの授業研究熱が高いからだろう。
 もちろん,教師たちの熱意に,道具(例えば授業評価シート)の活用や環境設定(例えば座席のレイアウト)の工夫がそれに加われば,さらに議論は盛り上がり,同時に充実するはずだ。また,各教師が自らの授業の改善アイデアを構想する,振り返りタイムを設定できれば,協議会がなおいっそう有用なものになろう。今日のコメントでは,それも示唆しておいたから,授業研究を尊ぶ、彼らはきっとそれも自分のものにしてくれるだろう。そして,
11月14日に同校で催される,社会科教育の全国大会等では,それも披露してくれるはずだ。
 それにしても,実は,この学校は,大学から徒歩15分強くらいの距離にある。そこで,事務室で,自転車をお借りして学校を訪問した。スーツを着たまま自転車で学校現場の授業研究会に向かうというのは,自転車王国と言われる,岡山でも味わえなかった体験だ。最初は気持ちよくペダルをこいでいたのだが,あろうことか,道に迷い,30分近くかかって,汗だくで,学校に到着した。慣れないことはやるべきではない?いいや,授業づくりと同様,チャレンジすることは,創造への第一歩であるから,それでよいのだ。

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