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2008.06.13

「教えて,考えさせる」授業の充実

 三次市立三和小学校の授業を見学し,それに関する協議会にも参加した。同校は,国語科と算数科を対象として,思考力・表現力の育成を試みている。それに,視聴覚メディアやICTの活用を位置づけようとしている。例えば
,本日の3年生の国語の授業であれば,子どもに文の構成を考えさせるために,教師は,電子情報ボードを活用しして,作品のモデルを示し,そのポイントを確認していた。
P1020820 視聴覚メディア等の活用以外にも,同校の教師たちは,「教えて,考えさせる」授業の成立を目指して,様々な工夫をこうじている。例えば,写真は,算数的な活動の充実である。1年生の子どもたちに,様々な形の立体にふれさせ,その構成要素や機能に着目させようとしている。
 こうした授業づくりの工夫は,研究授業後に催される事後協議会のデザインと呼応している。教師たちは,付箋紙に授業に関する気づきを記し,それを模造紙にはるのだが,それが次々と出てくる。しかも,ある教師の気づきに対して,他の教師から,自然に,それに対する賛同や異論が示される。グループで作成した模造紙にまとめたの内容を代表者が発表するのだが,その役割はローテーションによって多くの教師が果たすことになる等々,「協議会は,第二の研究授業であるから,そのデザインにリーダーは細心の注意を払うべきだ」という私の主張を,同校の教師たちは,よく採り入れてくれている。
 さらに,同校の取り組みの特色は,教育委員会との連携にも確認できる。今日も,3人の指導主事が学校を訪れ,それぞれが,与えられた時間内でコンパクトに,適切にコメントを繰り広げていた。彼らは,書画カメラを利用してプリントを拡大提示していたが,それは同校の教師たちの授業や協議会の特長に合わせようとしたアクションであると語っていた。すぐれた学校の取り組みは,教育行政関係者の学びまでも生み出すのだ。

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Comments

本日は大変お世話になりました。
木原先生をはじめ、講師の諸先生方に熱心にご指導いただき、充実した授業研究会となりました。
授業も、ICT活用も、事後協議会も、「シンプルなのにねらいをしっかり達成できる」ように、これからも精進したいと思います。いつなれることやら・・・。がんばります!

Posted by: aiko | 2008.06.14 at 01:01 AM

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