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2008.06.10

研究授業と事後検討会の意義

 本日,ある小学校で,いわゆる研究授業(3時間分,いずれも算数)を見学した。そのうち2時間は,初任者の授業で,一部の教師たちしか見学しないことになっていた。研究推進チームは,それでも,指導案に目を通せば,また授業を見学した教師たちのコメントを参考にして,授業を見学できなかった教師たちも,当該授業について意見を述べたり,話し合いに参加したりできると考えていたようだった。しかしながら,「授業を見ていないのにコメントできない」と,研究授業と事後検討会のデザインに異を唱える教師たちがいた。これについて,読者(の現職教員)は,どう考えるだろうか。
 私は,たとえ授業を見学できなくても,教師たちは,協議に参加できるし,その意義は小さくないと思う。というのも,研究授業と事後検討会は,各教師が授業づくりを省察するための刺激や機会であり,彼らが改善に向けたアイデアを吸収する舞台であると考えるからだ。換言すれば,研究授業を実施した人だけがあれこれ言われるだけならば,事後検討会の価値は半減する(1割以下になる)。
 子どもたちの学び合いを,教師たちは,どのように構成するだろうか。例えば,ある子どもの調査研究活動の過程や成果について,その子どもと行動をともにしていなくても,友人同士で批評させるではないか。そして,それを自らの調査研究活動の糧とするように,クラスに働きかけるではないか。教師たちの学び合いだって,原理は変わるまい。

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