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2008.07.21

研究者にも(にこそ)学習コミュニティが必要

 本日,我が研究室で,「教師の力量形成に関する研究会」(第が回)を開催した。前回に続き,8名の研究者が集い,それぞれが英文雑誌からピックアップしてきた論文を報告した。また,それを題材にして,この領域の研究課題,論文の独自性や提案性等について意見を交換した。さらに,「共通論文」を設定して,それについては全員が読破し,意見交換に備えるという取り組みも採用した(その内容に関する意見交換の時間も,長めに確保した)。
 自らの発表の準備も,共通論文の論点の整理も,そして他者の報告を理解するのも,なかなか骨が折れる。さらに,司会進行役もローテーションで担当しなければならないし,討論中も突然指名されたりするので,朝10時過ぎから夕方5時まで,気を休める時がほとんどない。ある方のお言葉を借りれば,まるで「トライアスロン」のような勉強会である。
 しかしそれでもなお,研究者にも,いや研究者にこそ,このような学習コミュニティは必要である。学術的知識の獲得,その思考の精錬は,他者との対話によって実現し,また促進されるから。

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