中国地方放送教育夏期特別研究交流大会で「学力向上と放送番組の活用」について講演
8日,広島県民センターで,平成20年度中国地方放送教育夏期特別研究交流大会(広島大会)が催された。放送教育の実践研究は,全国,地方ブロック(全国8つ),都道府県という単位で進められる。本日の大会は,地方ブロックの営みだ。中国五県で,ローテーションを組んで,企画・運営している。平成21年11月に催される本大会(授業公開有り)に備えるためのプレ大会という性格を帯びている。
広島の放送教育の組織が掲げた大会主題は,「豊かな人間力を育む-これからの『放送による学習』のあり方を求めて」というものだ。説明を拝聴したが,新学習指導要領への対応,それを含む「人間力育成」の実践動向を十分に把握し,それに放送番組活用を位置づけようとする方針が明快であった。
私の講演は,「学力向上と放送番組の活用」と題するものであったが,結局,上記の大会主題の説明の後だったので,それに基づいた実践事例を紹介し,そして,それらを生み出すための教員研修のデザイン,その精錬の必要性をアピールするものとなった。
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木原先生,7月の教え方教室に続いて広島にお越しいただき,ありがとうございました。木原先生のお話は,豊富な実践事例に基き,わかりやすいと好評です。また,教え方教室では,内容はもちろん,研修会の進め方という面でもたいへん参考になりました。来年度の本大会に向け,今後ともご指導の程よろしくお願いいたします。
Posted by: 中川@広島 | 2008.08.09 06:52 AM