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2008.09.30

放送教育の実践をポスターに表す際に(第68回なにわ放送教育研究会)

P1050280 本日,谷町のNHK大阪で,第68回なにわ放送教育研究会が催され,私も参加した。今日は,今月24・25日に,東京の国立オリンピック記念青少年総合センターで開催される,第59回放送教育研究会全国大会で実践を発表するメンバーが,その内容をレポートしてくれた。そして,発表の内容や表現について,意見を交換した。
 特にポスターセッションでの発表に,いっそうの工夫が必要であることを全員で了解した。限られた紙面に,実践の特徴をどのように盛り込むのかについて,議論した。私は,番組活用の必然性,その実際を強調するとよいのではないかとコメントした。

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2008.09.29

カリキュラム・リーダーシップの台頭

 昨日,モンゴルからの帰国直後であるが,カリキュラム研究会に参加した(といっても,会場は,我が研究室なのであるが)。Revitaling Curriculum Leadershipという書籍の輪読を進めている。その中で,カリキュラム・リーダーシップの台頭,その歴史的背景について議論した。

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2008.09.28

モンゴル流の挙手

P1050158 モンゴルの授業と日本のそれには,似ているところがある。例えば,教師の指示や発問によって,授業が進行していくこと,ノートに書く活動が尊ばれることなどだ。同時に,違うところもたくさんある。例えば,挙手のスタイル。写真のように,モンゴルでは,ウルトラマンのポーズのようなものが通例である。授業や教師,学校の国際比較は,似ているところと違うところが交錯するから,おもしろい。

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2008.09.27

モンゴルのロシアンスクール

 ウランバートル市内には,ロシアンスクールなるものがある。ロシア人が通っている学校ではない。ロシア人が経営している,ロシア人教師の多い私立学校である(もちろん,子どもたちは,モンゴル人師弟である)。70人の教師のうち,56人がロシア人だと聞いた。
P1050207 語学教育の充実を学校の特色としていた。例えば,1・2年生の時には,ロシア語のイマージョン教育がおこなわれているそうである。写真は,その様子だ。また,中学校段階になると,第三外国語を履修しなければならないが,それは,日本語と中国語の選択となるのだそうだ。

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大草原を12時間以上走って

P1050097 ハラホリン第二学校を訪問するために,ウランバートルから往復12時間以上かかった。そのうち,4時間以上は,大草原の道なき道を激走(?)した(もちろん,私が運転したわけではない)。コンタクトの洗浄液のふたが勝手に開くほど,車体が揺れた。
 その間,何匹の動物を見たことか--。羊,山羊,牛,馬,羊,山羊,牛,馬,また羊,山羊,牛,馬--きりがない。もちろん,時々は,馬に乗った人とも出会う。犬とも遭遇する。
 ともあれ,我が人生で見た動物の数,いやそれをはるかに上回る数の羊等を見たであろう。もう当分は,羊等を見てもはしゃいだりしないであろう。

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2008.09.26

モンゴルの教師たちの協力の様子を見て

P1050087 やはりハラホリン第二学校のことである。スタッフルームに招いてもらい,そこで学校の概要についてプレゼンテーションをしてもらった。その傍らで,写真のような場面に遭遇した。数学のベテラン教師に,若手教師が指導内容・方法をたずねているのであった。若手教師は,その後,指導内容を熱心にノートにまとめていた。さらにその横では,掲示板の張り替えを数名の教師たちが談笑しながら進めていた。
 同僚性,共同等が豊かなのは,モンゴルの教師たちではないか--。周知のように,モンゴルは決して経済的に豊かではない。我々が見学した学級にも教科書を購入できない師弟が少なからずいる。教師に支払われるサラリーも高くない。それでも,彼らは,教職を誇りに思い,授業を大切にしている。モンゴルと日本は違いがありすぎて,彼の国の教師たちの姿をそのまま日本のそれに重ねることはできないが,それでもなお,教職や授業の可能性についてまだまだ考えるべきことがあると強く感じた1日であった。

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毎時間の指導案を用意する,モンゴルの教師たち

P1050011 25日午前,ハラホリン第二学校を訪ねた。1300人の児童・生徒を擁する学校だ。6歳から17歳までの子どもたちが学んでいた。写真は,第6学年(日本で言えば中1)の図工の様子だ。写真のように,モンゴルの伝統的な模様を折り紙を使ってデザインしていく活動(やがて,それはフェルト作品に仕上げられる)が繰り広げられていた。
P1050017 このベテラン教師は,日本で言えば家庭科の一部と美術について,第6学年から第11学年までの全クラスを担当している。驚いたことに,彼女は,すべての授業の指導案(略案)を作成して,ファイルに綴っているのであった(写真は第6学年分)。様々な本を参考にして作成していると言う。また,それを教務主任がすべて点検すると言う。モンゴルの教師たちの授業準備は,周到である。

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2008.09.25

いよいよゲルに泊まる

P1040948 24日夕刻,25日の学校訪問に備えて,ハラホリンのハズレにある,ゲル・キャンプに到着した。写真のような姿である。いよいよ,遊牧民の住まいたる,ゲルに泊まることになる。3人定員のスペースなので,けっこう広いが,薪ストーブのおかげで,寒くはない。ただ,定期的に薪をくべるのが,慣れないゆえに,けっこう大変だ。しかし,おそらく二度と体験することはないだろう,一夜は貴重である。
 それにしても,ここまで,携帯の電波が届き,本意ではないが,メールチェックをしてしまった。こんなに広々とした草原地帯なのに--。

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世界遺産のエルデニ・ゾー

P1040918 24日午後,ウランバールから6時間を経て,ハラホリンに到着する。出迎えてくれたのは,世界遺産のエルデニ・ゾーである。モンゴル最古の固定寺院だとか。108の卒塔婆と外壁に囲まれた,仏教寺院群は,落ち着いたたたずまいであった。

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スフバートル広場に立ち寄って

P1040865 24日,ウランバールを発ち,ハラホリンへと向かう。ホテルを出て,スフバートル広場に立ち寄る。モンゴル革命の父と呼ばれるスフバートル像が広場の中心に屹立している。しかし,それ以上に目を惹くのが国会議事堂である(通称ホワイトハウス)。その中心には,チンギス=ハーン像が鎮座している。

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2008.09.24

モンゴルの教育学者が日本の教師たちにどのような印象を抱いているか

P1040829 23日午後,モンゴル教育大学の初等教育センターを訪れ,センター長のナラン氏と面談した。モンゴルの教育事情についていろいろとヒアリングさせていただいたが,その過程で,彼女は日本の教育,とりわけ教師たちの様子についてどのように感じているかについても聞けた。彼女は,五回も日本を訪問し,小中高等学校を訪問している。
 彼女は,日本の教師たちの特長は,同僚性であると言う。職階がほとんどなく,授業づくりやカリキュラム開発について協力し合う姿勢がすばらしいと語った。その重要性を日本の教師たちの事例をひもときながら,モンゴルの教師たちに説いているようだ。たしかにそれは我が国の伝統的な教師文化なのであるが,最近は,職階も増えているし(主幹制度など),授業研究への熱意には大きな格差が見られる。外国が注目する,教師たちの営みをぜひ継続・発展してもらいたいものである。

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2008.09.23

いよいよモンゴル

P1040839 いよいよ,モンゴルに来た。ウランバートルの街並みは,写真のように,青い空と美しい山に囲まれ,すがすがしかった。

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2008.09.22

今日は北京

P1040782 本日早朝,家を発ち,モンゴル出張が始まった。といっても,乗り継ぎ便の関係で,今日は北京泊まりである。また,明日の早朝,ここから,ウランバートルへと向かう。やむなく,例の有名な場所を訪れた。写真のとおりである。
 すでに機中で,京都教育大学の浅井先生から,モンゴルの教育事情について,レクチャーを受ける。例えば,訪れる学校は,小学校から高等学校までが同じ敷地にあり,ひとつの学校として運営されていると聞いた。日本より小中連携が進んでいるではないか--。卒業して,男性は肉体労働に就くので,知的労働は女性が大半を占めるようだ。数日間の滞在で,いろいろ学べそうである。

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2008.09.21

明日からモンゴルへ

 明日から,北京経由で,モンゴルに赴く。彼の国への初めての渡航となる。どんなところなのだろうか。いくつか学校を巡り,その様子を眼にできるのが楽しみである。しかし,寒いらしい。9月下旬になると最高気温は10度,最低気温はマイナス10度になると,ガイドブックには記してある。本当なのだろうか--。先に訪れたハルビンと緯度は同じくらいなのであるが--。まあ,モンゴルを何度も訪問しておられる,京都教育大学の浅井和行先生と一緒だから,なんとかなるだろう。
 とりあえず,ネットワークを利用できる環境であれば,現地の模様をレポートするつもりである(しかし,少なくとも1日はそれができないことは間違いない,キャンプに泊まるそうなので)。

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実践研究の形成的評価(広島県三次市立三和小学校のレポート)

 三次市立三和小学校は,松下教育研究財団の特別研究指定校である。平成20・21年度と,国語科と算数科を対象として,思考力・表現力の育成を試みる。それに,視聴覚メディアやICTの活用を位置づける。
 4~7月の実践研究に関する形成的評価のレポートが財団のホームページにアップされた。ぜひ,ご覧いただきたい。この学校が,11月28日の研究発表会に向けて,またそれ以降の取り組みを熟するために,どのように準備しているか,同時にいかなる課題に向き合っているかが分かろう。
 授業づくりと同じく,学校の実践研究も,いくら努力しても,完璧なものにはならない(学術研究,学術論文の執筆も同じ)。だからこそ,この形成的評価の活動が大切なのである。そして,それをていねいに実施している学校にこそ,学ぶもの,吸収すべきものがある。

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2008.09.20

松花江の美しい夕日

P1040517_2 ハルビン市を,大河が流れている。松花江だ。写真は,滞在していたホテルから臨んだ,夕暮れ時の河である。

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小学校で熱烈歓迎を受けて

P1040726 19日,ハルビン市安静小学校を訪問し,授業を見たり,教師たちと面談したりした。国語等の授業を見学したが,日本の教室とよく似た展開であった。すなわち,教師の説明や発問,それに対する発言(手段討論),グループでの話し合い等で授業が構成されていた。ただし,子どもたちの学ぶ姿勢は,中高等学校もそうであったが,中国の学校の方が,全体としてはるかに磨かれている。教師の説明に熱心に耳を傾け,音読に一生懸命従事する。
P1040702 ところで,今回は,学校をあげて我々の訪問を歓迎してくれた。いきなり花束を頂戴し,2種類の歌と踊りを見せてもらい,最後は,子ども1000人以上でカンフーをする姿を見せられて,圧倒されてしまった(写真は,その様子)。

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2008.09.19

ハルビン師範大学で日本の教育について講演

P1000349 18日午後,ハルビン師範大学で,大阪市立大学の矢野先生と,日本の教育について,大学生に講演をおこなった。我が国で育成が標榜されている学力の枠組み,それに応じた新学習指導要領の内容や特徴,それを体現した授業実践(ここが私の担当)を紹介した。
 聴衆たる学生からは,日中問題についてどのように指導しているのかといったシビアな問題,西洋と東洋の文化を融合・統合させるために教育に何ができるかといった思弁的な問い等が投げかけられ,少し戸惑いながらも,私たちなりに真摯な姿勢でそれらに答えた。

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薄暮の聖ソフィスカヤ教会

P1040677 ハルビン市は,かつて旧ロシアが統治していた。それゆえ,ロシア正教の教会が残っている。写真は,18日の黄昏時に,哀愁を漂わせているそびえる,聖ソフィスカヤ教会である。

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今日は800人が一斉に演ずるダンスを見学

 18日午前,ハルビン市第76中学校(ここは日本では中学校段階)を訪問し,授業を見たり,教師たちと面談したりした。教育長等も参加して,けっこう長い時間,日中の教育について情報・意見を交換した。
P1040622 合間に,ある学年の子どもたちが一斉に演ずるダンスを見学させてもらった。第2学年のの800人が踊るダンスも,圧巻だった。しかし,これだけ多くの子どもがよくもまじめに,そして協調できるというのは,すごいことだ。ちなみに,このダンスは学校オリジナルの振り付けで,例の体操とは一日交替で実施されるらしい。

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2008.09.18

新入生に課せられる軍隊体験

P1040579 17日に訪問した,ハルビン師範大学附属中学校,ハルビン市第14中学校に加えて,途中立ち寄ったハルビン師範大学でも,写真のような場面に遭遇した。いずれも,新入生に課せられる軍隊体験だ(中学校では1週間,大学では1ヶ月)。その指導は,現役の軍人が担当するらしい。基地に生徒・学生が出向く場合もあれば,このようにキャンパスで行われる場合もあるそうだ。
 やはり,日本のキャンパスでは見慣れないので,違和感がある。彼らは,そう戸惑いもなく,戦闘服を身につけ,大きな声を出しながら行進していたが--。

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ハルビン市第14中学校のICT活用

 17日午後,ハルビン市第14中学校(日本では高等学校段階)を訪問し,人間力育成のためのカリキュラムについてヒアリングした。生徒全員に対して「論語」を指導していると聞いた。古典に学ぶというのは日本でもはやっているが,この学校はずいぶん前からこの取り組みに着手し,注目を浴びているらしい。テキスト等を国語教師が作成し,それを活用して,現在では,すべての教師が指導を担当しているし,生徒同士で読解を試みているらしい。
P1040602 ところで,校舎内を案内してもらい,いくつかの教科の授業を少しずつ見学した。ほとんどの教室で,写真のように,いわゆるICT活用による講義が展開されていた。英語でも,音楽でも,美術でも,そうであった。日本の高等学校の授業ではICT活用はそれほど一般化していないように思うが,中国では当然視されているようだ(それほど多くの学校を訪れたわけではないが,ICT環境の整備とその活用について,学校側がなんら特別な説明を加えないので,きっとそうなのであろう)。

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2008.09.17

ハルビン師範大学附属中学校の訪問

P1040570 本日午前,ハルビン師範大学附属中学校を訪問し,音楽の授業を見学するとともに,副校長にヒアリングを試みた。中学校という名称であるが,日本では高等学校段階にあたる。この学校は,全国の有名大学に入学者を輩出する,エリート校であるが,そんな学校でも,写真のように,業間体操を全員でやっているし,軍隊体験も新入生には課している(両方とも,国の定めた活動である)。音楽に合わせて,日本で言えば高校生にあたる若者3000人が一斉に体操をする様子は,壮観だった。
 人間力の育成という観点からは,さらに,例えば他附属との交流,学園祭,クラブ活動等の教科外活動の意義を副校長は説いていた。

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2008.09.16

今日からハルビン

 本日,関西空港を発ち,中国は東北地方の中心都市,ハルビンに到着した。ここで,大阪市立大学の矢野先生たちと,人間力育成のための教育実践について視察をおこなう(矢野生生を代表者とする科研のプロジェクトの研究活動の一環)。ハルビン師範大学附属高等学校をはじめとする,小中高等学校を訪れ,授業を見学したり,ヒアリングをおこなったりする。
 大阪市立大学に奉職していたときの大学院生,鄭揚さんがアレンジをしてくれるので,安心だ。明日から,その模様をレポートしよう。

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2008.09.15

日本教師教育学会第18回研究大会(第2日目)

 本日,新宿の工学院大学で催されちた,日本教師教育学会第18回研究大会の第15分科会「現場における教員研修」の3番目(10:00-10:30)で,口頭発表をした。タイトルは,「『学校における実践研究』の継続・発展を評価するための基準の作成」だ。
 いくつか有意義な質問やコメント(自分の研究の特長を認める批評,問題点を指摘する意見等)をもらえたから,まずまずといったところか。それ以上に驚いたのは,同じ分科会の他の3発表で,拙著が引用されていたことだ。また,何名もの知らない先生から,例えば「本を読んで勉強させてもらっています」等,声をかけられた。やっぱり,私には,その研究内容からすると,このコミュニティの方が合っているのか--。

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2008.09.14

日本教師教育学会第18回研究大会(第1日目)

 本日明日と,新宿の工学院大学で催される,日本教師教育学会第18回研究大会に参加する。本日は,午前中の第8分科会(教師の成長と研修(1))と午後のシンポジウム「21世紀における教員の資質向上論をさぐる-世界の教員政策と日本-」に参加し,ある発表には質問を投げかけてみた。
 明日15日は,午前中の第15分科会「現場における教員研修」の3番目(10:00-10:30)に発表する。タイトルは,「『学校における実践研究』の継続・発展を評価するための基準の作成」だ。実は,この学会で発表するのは初めてである。どのようなリアクションがあるだろうか--。

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2008.09.13

がんばる広島の小学校の教師たち(広島市立白島小学校の研究会)

 先日,広島市立白島小学校の研究主任と会う機会があり,研究会(11月14日午後)の案内を頂戴した。同校は,平成20年度ひろしま型カリキュラム「英語科」研究協力校であり,同時に,平成21年度の第48回中国地方放送教育研究大会広島大会の会場校である。英語活動と放送教育という,異なるテーマに果敢に挑戦し,研究会を開催する義務はなくても,外部評価を得たくて,同校の教師たちは,研究会を催すようだ。他校も含めて,がんばる広島の学校の教師たちに,エールを送りたい。また,読者にも,ぜひ,白島小学校の研究会に参加し,同校の教師たちと研究交流をおこなってもらいたい。

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2008.09.12

「学校リスクマネージメント」に関する教員研修プログラムの実施

 本日午後,大阪府教育センターで,本学が教員養成GPプログラムとして推進している,「学校リスクマネージメント」に関する研究プロジェクトの一環として,教員研修プログラムを実施した。今回は,同センターとの連携によるもので,センターが催す新任校長研修のあるパートに,事例研究,私の講義等を位置づけてもらった。
P1040499 写真は,事例研究の様子である。学校長から,例えば保護者からの苦情,授業時間以外の事故等に関する対応のアイデアが数多く出された。私は,学校リスクマネージメントに関するアンケート調査の結果を照会しながら,リスクへの対応は,その優先順位や適用の適否が状況に応じて変わること,それゆえ判断力を磨くことが大切であること,そのためには各学校における事例研究等を通じた研修が有用であることなどをコメントした。

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2008.09.11

プレ研究発表会の開催(広島県三次市立三和小学校の実践研究)

 三次市立三和小学校の授業を見学し,それに関する協議会にも参加した。同校は,国語科と算数科を対象として,思考力・表現力の育成を試みている。それに,視聴覚メディアやICTの活用を位置づけようとしている。例えば,本日の6年生の算数の授業であれば,子どもに問題の構造をイメージさせるために,アニメーションを提示していた。また,子どもたちが思考結果を交流する際には,それを記したノートを実物提示装置とプロジェクターで拡大提示し,教師が重要なポイントをマーキングしていた。
P1040428 ところで,この学校は,11月28日に,授業公開を伴う研究発表会を催す(1日)。本日は,そのプレ大会であると,同校の教師たちは本日の営みを性格づけている。だから,他校A(小中学校)の教師,指導主事が十数名参加し,大会当日と同じように,ポスターセッション形式で授業に関する協議を繰り広げた。大会当日に授業を公開するだけでもけっこう大変なのに,プレ大会を開催して外部からの意見を吸収し,それを踏まえて,大会当日の授業づくりを充実させようとする姿勢は,実に見事である。

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2008.09.10

あなたの授業を大切に

 ある中学校の廊下の掲示に,こんなものがあった。
P1040345

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2008.09.09

日常的に,授業研究会に他校の教師の参加を得られていると

 兵庫県佐用町立三日月小学校で,社会科の授業を見学した。この学校は,本年11月11日に,社会科や生活科の授業づくりに関する研究発表会を催す。本日は,それに向けて,指導案検討をおこなうとともに,2つの研究授業を見学した。放課後,参加者が2グループに分かれ,気づいたことをグループ単位で分類・整理していく,参加型協議が進められた。この学校の教師は10名ほどしかいないのに,たくさんの教師が作業に従事している。実は,参加者の半分は,佐用町内の他の小学校の教師である。彼らも,授業を見学し,協議に参加して,素朴な感想,鋭い意見を述べてくれている。他校の教師の授業研究会への参加を企画・運営することは,面倒なことである。けれども,巧みに企画・運営すれば,授業を検討する視点がいっそう充実する。
 1年に1回の(大規模な)研究発表会だけでなく,こうした「プチ交流会」をそれに重ねていることは,その学校の実践研究の豊かさを物語るものである。読者の学校では,それに該当するものがあるだろうか。

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2008.09.08

「学校における実践研究」の継続・発展を評価するための基準の作成

 14日・15日と,工学院大学で,日本教師教育学会第18回研究大会が催される。私も,15日午前の第15分科会「現場における教員研修」の3番目(10:00-10:30)に発表する。タイトルは,「『学校における実践研究』の継続・発展を評価するための基準の作成」だ。概要は,以下のとおりである。

 「発表者は,学校における実践研究の継続・発展を評価するための基準を開発するために,まず,平成18年度にある財団の実践研究助成を受けた5つの小中学校を訪問して,そこで聞き取りや授業観察等を実施し,継続・発展の実態を把握した。特に,研究主任等には,研究のテーマや研究活動がどのような形で継承されているか,それは19年度の授業やカリキュラムのいかなる部分に反映されているか等について,ヒアリングした。
 次いで,それらによって得られたデータを整理して,「学校における実践研究」の継続・発展を形成的に,また総括的に評価するための基準を複数の観点にわたって作成した。
 発表では,このような基準を作成する意義,作成のための基礎データの収集方法,それらの整理結果,作成した基準の枠組みや詳細を報告する。」

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2008.09.07

卒業論文作成にあたって

 本日は,日曜日にも関わらず研究室に赴き,卒論指導をおこなった。1人に1時間をかけた(5名を担当しているので,5時間も費やすことになった)。
 一部の学生をのぞいて,すでに教員採用試験も終わった。今月末には,公立校実習も行われるが,それを経て,彼らは,これから,卒業論文作成の山場を迎えることになる。ある学生は統計データの解析に,ある学生はICT活用授業のプランの作成と実行に,そしてある学生は教員の自己研修の参与観察にという具合に,そのアプローチは多様であるが,本日の報告や議論を通じて,やはり,どのようなタイプの卒論であっても,先行研究や先行事例をていねいに洗い出し,それらをきちんと整理できていると,そしてそれが充実しているほど,研究の特徴が明確になり,また,論文の構成が説得力のあるものになっていた。当然のことjなのではあるが,今日もまた,それを痛感した。

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2008.09.06

平成21年度大学院入試(前期)

 本日は,平成21年度大学院入試(前期)が実施された。我が実践学校教育専攻の定員は,30名。これには至らなかったが,まずまずの数の志望者が受験してくれた。彼らは皆,昼間は職場で働き,そして夜間に勉学に勤しむことを望んで,本日の試験を受けた。その決意を今日はたくさん聞かせてもらい,こちらも身の引き締まる思いであった。
 後期の入試は1月末に実施される。また,そのための相談会等が12月上旬に催される。興味のある方は,本学大学院の実践学校教育専攻のホームページ等をご覧いただきたい。

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2008.09.05

学校外ボランティアの質的向上検討プロジェクト

 日本教育大学協会は,「教育に関する学術の研究及び教育者養成を主とする大学・学部(これに準ずるものを含む)」を会員とする組織である。いくつかの研究プロジェクトを展開しているが,その1つが,「学校外ボランティアの質的向上検討プロジェクト」である。これは,教育現場におけるボランティアの役割の拡大という潮流を受けて,その資質向上に関するガイドラインの策定等を課題とするプロジェクトである。
 主要メンバーの一人が友人のM氏であったため,今年度,プロジェクトの研究協力員を拝命することになり,そのミーティングに参加するため,はるばる東京学芸大学を訪れた。そして,少人数の会議であったためか,心ならずも,たくさん発言してしまった。まあ,乗りかかった船なので,なんらかの貢献を果たさねばなるまい。5年間取り組んできた,大阪市立小学校の地域教育協議会「はぐくみネット」のコーディネータが1つのモデルになりそうである。

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2008.09.04

理科の観察にICTを用いて

P1040191 川崎市立夢見ヶ崎小学校5年生の子どもたちが,理科の学習の一環として,多摩川の観察に出かけた。この学校は,文部科学省の平成20年度「先導的教育情報化推進プログラム」の1つたる「テレビ番組とICTの連動による探求型学習の効果に関する調査・研究」プロジェクトの協力校である。だから,観察に出かけても,写真のように,デジタルビデオカメラで記録を撮る。子どもたちは,「上流に比べて川の流れがゆっくりになっています--」などとコメントしながら,川の様子を撮影していた。
 彼らは,もちろん,例えば川の水にふれたり,岩の様子をスケッチしたりしている。それゆえ,デジタルとアナログを総動員した観察によって,この後,川の流れに関する多面的な考察が繰り広げられることが期待される。また,それが,観察の前後に視聴した学校放送番組と連動することが望まれる。

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2008.09.03

9月1日の富山はホテルを予約しにくくて

 今日は,「番外編」であるから,読み飛ばしていただいてかまわない。
 先日も報告したように,9月1日に富山でインタビューを実施した。数週間前に,この日の宿泊予約を試みたのだが,どこも満室で,困った。なんとか確保したものの,これは,きっと大きな学会の開催が重なっているのだと確信していた(これは,一種の「職業病」である)。しばらく経って,この日も含めて3日間,名物行事が催されていることが分かった。八尾の「越中おわら風の盆」である。
P1040150 仕方がないので(?),富山大学の高橋先生にエスコートされて,私も,見学に行った(高橋先生,ありがとうございました)。確かに,哀愁漂う踊り等が繰り広げられており,見応えはあった。ただ,それ以上に,人の多さに圧倒されて帰ってきた--。

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2008.09.02

情報教育マイスター入門』(ぎょうせい)刊行なる

P1040101 出版社「ぎょうせい」から,『情報教育マイスター入門』(ぎょうせい)という書物が刊行された。中川さん(メディア教育開発センター)を中心とするメンバーで,校内の情報教育実践をリードする教師の役割について論じたものである。また,それに関する代表的な事例を載せている。
 私も,2つの章に,拙稿を寄せている。第2章の「校内マネージメント」と第3章の「カリキュラム・コーディネーション」である。お読みいただき,コメントなどを送っていただければ幸甚である。

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教師の実践史を聞き取る

 本日,富山を訪れ,あるベテラン教師の授業づくりのヒストリーを聞き取った。この教師は,教職経験20年を超えているが,算数教育,総合的な学習のカリキュラム開発,情報教育等の様々な実践を繰り広げている。それを継続・発展させている。
 しかし,そんな彼女であっても,長い教職生活の中には,「あの時が一番辛かった,学校に行きたくなかった,孤独だった--」と語る局面がある。そして,それを乗り越えて,教師としての新たな可能性を見いだしている。教師の実践史を聞き取ることは,教師の力量とその形成に関する研究において,実り多いアプローチである。

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