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2008.10.31

研鑽を積む教師から学びを尊ぶ子どもが生まれる

P1050907 7月に続き,富山県氷見市立明和小学校で,6年生の理科の授業を見学した。同校の表教諭は,私が委員を務める,文部科学省の平成20年度「先導的教育情報化推進プログラム」の1つたる「テレビ番組とICTの連動による探求型学習の効果に関する調査・研究」プロジェクトのメンバーであり,その取り組みの一環として,子どもたちに,電磁石の実験に従事させ,追究成果をビデオクリップにまとめさせた。
 子どもたちは,NHKの学校放送番組やデジタル教材の内容を踏まえながら,実験を計画し,実施し,結果をまとめていた。ビデオクリップ作成への初めての挑戦であったと聞いたが,科学的な取り組みを上手にまとめていたように思った。
 今回もまた,表教諭の実践研究の熱意に感心させられた。彼が,単元がスタートしてから毎日のように,実践の
記録やそれに関係する書籍等から得た知恵を蓄積し,それらをポートフォリオ的にまとめているからだ。それは,本日で,31号を数えていた。研鑽を積む教師から学びを尊ぶ子どもが生まれることを実感できる訪問であった。

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2008.10.30

またまた合格,合格,合格!

 先日,大阪市及び大阪府の本年度の平成21年度教員採用試験の第二次選考の結果が明らかになった。卒論指導を担当している学生3名が受験しているので,結果をとても気にしていたが,幸いにも全員合格だった。他の地域の選考も含めて,ゼミ生5名中,4名が合格となった。
 彼らは,私が大阪教育大学で初めて卒論指導を担当することとなった学生である。合格率80%という結果を得て,ほっとしているし,彼らの今後に期待してもいる。例えば,OB・OG勉強会を開催できるかも--と。
 もちろん,残念ながら合格できなかった学生にも,教員となってがんばってもらえるよう,次の試験での合格を祈念している。私の知り合いには,9度目の受験で合格した教員もいるから(そして,彼は,よき教員となっている)。そういえば,私も,かつて,大学教官の募集に応募し,何度も,選に漏れた(まあ,博士課程在学中に応募しているのだから,仕方ないとも思うが)。それは,悲しいことであったが,ある種の励みにもなった。彼も,そうであってほしいと願う。

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2008.10.29

それでも査読は大切

 本日午後,締切をオーバーしていた,学会誌投稿論文の査読判定に従事した。きちんと査読したり,査読結果をまとめて判定を下すのには,かなりの時間がかかる。それを何本も抱えていると,それだけで1週間が終わってしまうこともある。これから数ヶ月は,他大学の博士論文の審査にも関わる。しかも複数である。
 他人の論文を読んだり,審査してうが,これも学会や学術コミュニティの活動の一環であるから,そこに身を置いている以上,やむをえない。「それでも,査読は大切」である。

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2008.10.28

やっぱり対面での学び,コミュニケーションは--

 本日,あるプロジェクトの打ち合わせ等がテレビ会議で催され,私も研究室から,参加した。システムの問題もあるのだが,なかなか意思疎通が図れず,少々疲れた。
 ひるがえって,ここ数日,第59回放送教育研究会全国大会に参加した教師たちが,実践研究への意欲を高め,次なる取り組みの構想をオンライン上で示してくれている。そして,その熱は,大会に参加できなかった教師にも及んでいる。やっぱり対面での学び,コミュニケーションは,教師たちの共同体には欠かせない。

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2008.10.27

放送教育の実践を熱心に議論する(第69回なにわ放送教育研究会)

 本日,谷町のNHK大阪で,第69回なにわ放送教育研究会が催され,私も参加した。今日は,この1ヶ月の実践を全員がプチ報告し,また放送教育研究会全国大会の参加者がその模様を紹介してくれた。
 次いで,小学校中学年の国語番組『わかる国語3・4年 読み書きのツボ』を活用した実践,特別支援教育用番組『みてハッスル☆きいてハッスル』等を活用した実践を報告してもらい,番組活用の方針や手だてについて熱心に協議した。特に後者については,個別指導と番組利用の関係等について,かなり意見を交換できた。

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2008.10.26

全国大会の運営を支える教師たち

 第59回放送教育研究会全国大会が終わったが,全放連のメンバーは,その企画,そして運営に多大なる時間とエネルギーを費やした。統括指導講師として傍らでそれを見ていた,そして時には苦労をともにした私は,彼らのがんばりを一番よく知っている。実践研究に関する大会の企画・運営は,教師たちのボランティア精神によって支えられている。「ご苦労様でした」と,全放連のメンバーの労をねぎらいたい。
 また,運営だけでなく,九段小学校の竹下教諭は,公開授業,研究交流会での提案,ポスター発表と,大会のあらゆるシーンで活躍していた。そのチャレンジ精神に,多くの教師たちが感心していた。

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2008.10.25

第59回放送教育研究会全国大会盛り上がる

 第59回放送教育研究会全国大会の2日目,私は,オリエンテーションと大会のまとめ,さらにポスター
セッションの審査委員会委員として,大忙しであった(ただし,午前中だけだが)。
P1050749_2 ポスターセッションでは,山口県の幼稚園では32年間も「親子同時視聴」を続けているという報告をお聞きして,感心した。私が関わりを持っている,広島県三次市立三和小学校の実践が優秀ポスターに選ばれたのは,うれしかった。なにわ放研のメンバーも,4つのポスター(氷上から参加してくれている細見さんも入れると5つも)を提示し,その工夫を伝えようとしていた。彼らのがんばりにも,敬意を表したい。それらによって,大会がとても盛り上がった。

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2008.10.24

第59回放送教育研究会全国大会始まる

P1050635 今日,明日と,第59回放送教育研究会全国大会が国立オリンピック記念青少年総合センター等で催される。まず,千代田区立九段小学校で5つの授業が公開された。学校放送番組の丸ごと視聴の取り組みもあれば,デジタル教材を生かしたICT活用実践があった。
 午後は,会場をセンターに移し,6つ分科会が運営された。道徳や国語等の番組を活かしたの継続視聴という伝統的な実践が語られている場合もあれば,番組視聴後の発展学習を模擬授業で共通理解するケースもあった。
 様々な意味で,放送教育実践の厚みや広がりを確認できたが,その一方で,今後,放送教育の意義や可能性を再確認する必要も感じた。

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2008.10.23

教育委員会の学力向上アプローチ

 今朝,尼崎市役所を訪れ,同市の学力向上推進委員会に出席した。これで,3年目だ。本日は,学力調査の結果を共通理解したり,同市教育委員会が策定している学力向上施策体系の進捗状況を点検したりした。昨年度までの委員会で議論し,提言してきた取り組みが,同市では,ちゃんと実現の運びとなっている。例えば,全小中学校における学力向上担当者の設置,中学校の授業改善の手引の作成などである。
 同市の教育委員会は,我々のような人材を活用しながら,市としての学力向上アプローチをきちんと見定め,限られた資源を有効に活用し,実際に子どもたちの学力の向上という成果を導き出している。まだまだ検討すべき事項はたくさんあるが,その姿勢は,高く評価されてよかろう。

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2008.10.22

秋は,卒論指導担当を決める時期

 本学(の第二部)では,12月末までに,現4回生が卒論指導教員(二部は5年制)を決めることになっている。一般の大学よりもその時期がやや遅いのは,編入学生が多いからだ。彼らに,最初の年で卒論を指導してもらう教員を決めろというのは,無理であろう。だから,早いにこしたことはないが,どうしても,この時期になる。
 先週の記事でも紹介したが,そのためのガイダンスをおこなうとともに,現在,個別の相談も受けている。今日も2件。今年度の担当は5名であるが,それくらいの規模がいわゆるゼミにはちょうどよい。果たして,次年度はどうなることやら--。いずれにしても,この個別相談がしばらくは続こう。

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2008.10.21

学校関係者評価委員会のロールプレイ(大阪市教育委員会の取り組み)

 本日午前,大阪市教育学習センターで催された,校園長研修会に参加した。今回は,学校評価に関するものであり,私は,学校評価の理念と実践に関するパネルディスカッションのコーディネータを担当させていただいた。登壇者は,学校経営の研究者,学校評価の実践研究推進校の学校長と学校関係者評価委員会委員,そして大阪市教育委員会内でこの営みの推進を担当している課長である。彼らは,それぞれの立場で学校評価の意義,実際,今後の課題を上手に報告してくれた。
P1050558 研修会では,次に,大阪市教育委員会総務部企画担当のスタッフが学校関係者評価委員会の模様について,ロールプレイングを実施した。教頭,学校長,PTA役員,その学校の児童が進学する中学校の学校長等に扮して,委員会を再現してくれたのである。教育委員会のスタッフが汗をかいて,各学校に学校評価を浸透させていこうとする意気込みが感じられた。講師任せの行政研修が少なくない中,教育委員会のスタッフのこういう姿勢が教員の研修意欲の涵養には大切であると,あらためて思った。

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あなたが最後に指導案を作成したのはいつですか。

 昨日,ある中学校の校内研修に参加した。授業者は,教職10年目の若手教員であった。「指導案を作成したのは,教育実習以来」であるという。そして,それは,「めずらしいことではない」らしい。それでよいのであろうか。私は,そうは思わない。やはり,指導案を作成し,研究授業を実施し,それをもとに同僚と協議を繰り広げることに,教師の力量形成の可能性を感じるからである。
 読者が指導案を最後に作成したのは,いつだろうか。それが,この1,2年以内であってほしいと願う。我が国の教師たちの授業研究を大切にする文化を継承してもらうために。

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2008.10.18

歴史番組活用に関するワークショップ(第15回日本教育メディア学会年次大会)

 昨日の記事でもお伝えしたように,本日,明日と愛知淑徳大学で,第15回日本教育メディア学会年次大会が催される。本日は,午前中にNHK学校放送番組『見える歴史』の活用に関するワークショップ,午後には自由研究と課題研究というメニューである。
P1050524 午前中のワークショップでは,番組,デジタル教材におさめられた「利用ガイド」「視聴シート」などについていろいろと手厳しい意見が登場した。私は,番組のコンセプトや基本的な構成は間違っていない,今の学力向上に必要な要素が番組等に盛り込まれていると思うのだが--。

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2008.10.17

メディア環境移行期における学校放送番組・デジタル教材の活用傾向に関する考察(第15回日本教育メディア学会年次大会にて)

 明日から,愛知淑徳大学を会場にして,第15回日本教育メディア学会年次大会が催される。それゆえ,本日夜,名古屋入りした。この学会の初日の課題研究Ⅰ「デジタル時代の放送教育」において,亀井さん(椙山女学園大学),森田さん(早稲田大学)と共同発表をおこなう。タイトルは,「メディア環境移行期における学校放送番組・デジタル教材の活用傾向に関する考察−小中学校の教師に対する質問紙調査の結果から−」である。いわゆるNHK2011で取り組んでいる,放送教育の実態と展望に関する調査研究の結果の一端を報告する。
 今回の発表は,自分よりも若い2人との共同であり,私としては初めてのケースとなる。意見を述べたり,任せたりと,どの程度,またいかなる形でイニシアチブを発揮するか(しないか)が難しい。でも,2人の意欲や視点に学ぶところがあり,よい経験となっている。

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2008.10.16

卒論ガイダンスにて

 本日,21:10から,次年度の卒論指導教員を決めるためのガイダンス(教育・心理系)が行われた。6人の教員に対して,希望する学生50名ほどが集まった(ただし,第二希望としてこの系を考えている学生もこの数には含まれよう)。
 3分強の時間で自分の研究内容や卒論指導ゼミの内容を伝えるために,パワーポイントでスライドを示した。なんとなく恥ずかしいけれども,読者にもお見せしよう。「kihara081016.pdf」をダウンロード

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2008.10.15

学校研究の継続・発展

 本日,尼崎市立七松小学校を訪問した。この学校には,平成12年度に,何度も足を運んだ。総合的な学習のカリキュラム開発に熱心に取り組んでいたからだ。拙著『教師が磨き合う学校研究』(ぎょうせい,2006年)にも,その研究紀要の工夫が紹介されている。
P1050484 7,8年経って研究がどのように推進されているか--期待と不安が入り交じる中で授業を見学したが,例えば6年生では,写真のように,国語の授業でプロジェクト型の学習が実施されていた。そして,子どもたちが,ポートフォリオを駆使して,自己評価等を繰り広げていた。そして,それを促すための教師からの働きかけ(例えば,先輩の様子が撮影されたビデオを活動モデルとして提示する等)が充実しており,いわゆる「教えて考えさせる」授業が成立していた。
 メンバーが替わっても研究のコンセプトや方法論が継承され,またそれがリニューアルされる学校の授業は見応えがある(もちろん,新しい挑戦であるから,失敗もあるけれども)。

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2008.10.14

「学校における実践研究」の推進に関するQ&A集の改訂

 私は,かつて,松下教育研究財団(現,パナソニック教育研究財団)の支援により,『「学校における実践研究」の推進に関するQ&A集の改訂』を作成した。
 本年度も「教育プロジェクト研究」という講義を担当しているが,この講義では,この手引の改訂を課題の1つとしている。今年度の受講生は,まだ赴任していない者(2年後に採用される),特別支援教育にたずさわる者が多かった。それゆえ,もともとは,研究主任用のものだったQ&A集を,『若手教師が授業研究に参加するためのQ&A集』『特別支援教育における学校研究推進のQ&A集』に翻訳することになった。学校研究には一般則だけでなく,領域固有の問題への対応策が必要となろう。それをこの講義を通じて再確認している。

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2008.10.13

日本教育工学会第24回全国大会終わる

 11日から,上越教育大学を会場として,日本教育工学会第24回全国大会が開催された。本日が最終日である。午前中は一般研究,午後は課題研究のセッションが設定され,研究的議論が繰り広げられた。そして,その間に,大会企画委員会が催された。私は,委員長として,その議事進行を担当しなければならなかった。大会報告の内容・書式・日程などを確認するとともに,大会の企画・運営のあり方について,委員から幅広く意見を募った。
 2年間の委員長職も,実質,今日で終わりである。細かな点について配慮が十分でなかった点はあれど,とりあえず第23回と24回の大会の企画・運営をやり遂げられて,ほっとしている。ご協力いただいた委員各位,そして上記の大会の開催校・実行委員会メンバーに厚く御礼申し上げる。

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2008.10.12

教師教育の再考(日本教育工学会第24回全国大会のシンポジウム2)

 12日午後,日本教育工学会第24回全国大会のシンポジウム2「教師教育の再考-専門職としての教師の資質能力の基準とその育成方法-」が開催された。「教職実践演習」の可能性と課題がけっこう話題となっていた。上越教育大学では,教職大学院では「即応力」(臨床力+協働力)を育というコンセプトを確立しているらしい。分かりやすい表現であると思った。
 例えば,成果が厳しく問われる,そのための基準の明確化が求められる等の教師教育をめぐる「厳しい状況」が多く訴えられた。それはそうだと思うのだが,私自身は,教師たちの教職への志向性,チャレンジ精神等が認められ,評価され,また促される仕組みを充実させるという視点がそれらにおいて強調されるべきだと考えた。還元すれば,政治的な潮流と連動した厳しい状況に応じるためのものではなく,それを超克するための教師教育研究を,つまり,制度に応じるだけでなく,むしろ制度をリニューアルするための学術的営みを進めたいと感じた。

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2008.10.11

日本教育工学会第24回全国大会始まる

 本日から3日間,上越教育大学を会場として,日本教育工学会第24回全国大会が開催される。本日,大会企画委員会委員長として,シンポジウム1Bの司会進行役を果たした。このシンポジウムは,実践研究の方法論,その知見の論文化に関するものだ。2つの報告,それに対するコメントを経て,会場から意見等を募ったが,手が上がらず,困惑した。仕方がないので,失礼は承知しながら,フロアの方を数名指名して,意見を表明していただいた。
 司会進行にまずい点はあったが,それでも,実践研究の方法論等について,登壇者から,またフロアから意見をたくさん聞けたので,これでよしとしよう。

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2008.10.10

学部生も学会に参加(富山大学の高橋研究室)

 明日から上越教育大学で日本教育工学会が催される,そこに赴く途中,富山に立ち寄った。富山大学・人間発達科学部の高橋先生と打ち合わせがあるからだ。そこで,高橋研究室の学部生8人とも会った。彼女たちは,明日からの教育工学会に参加するという。学部生も学会で勉強するとは,大したものである。また,そうした風土を育み,保たせる指導をなさる高橋先生も立派である。

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2008.10.09

やっぱり高校生には,授業プラン作成は無理?

 本年度も,学部3・4年が受講する「教育学特論Ⅱ」を担当している。これは,我が学部の教育・心理学系の専門科目であり,放送教育の理論と実践に関する内容だ。その目標は,以下のとおりである。

わが国の放送教育の今日的な状況について,総合的・具体的に理解する。
・授業におけるメディアの活用,とりわけ学校放送番組の活用に関する歴史や現状を理解できる。
・わが国で現在放送されている,学校放送番組の特徴を考察できる。
・授業における学校放送番組の利用を実践しようとする意欲を持ち,そのプランを策定できる。

 先日,この講義を高校2年生が受講すると聞いて驚いた。高大連携の一環として,確かに我が学部の講義を高校生に受講してもらっているが,多くは一般教育科目だ。大丈夫だろうかと心配していたが,やはり授業プラン作成が無理だと考えたのか,受講を取りやめることにしたようだ。ほっとしたような,寂しいような--。院生(現職教員)の講義でこの件を話したら,「高校生が授業プランを作成できたら,自分たちの立つ瀬がない」とコメントしてくれたので,まあ,これも仕方がないだろう。

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2008.10.08

日本教育工学会第24回全国大会(上越教育大学)

 10月11日(土)~13日(月),上越教育大学を会場として,日本教育工学会第24回全国大会が開催される。例年通り,シンポジウム,課題研究,一般研究,そしてInternational Sessionで構成される。大会企画委員会委員長として,日本教育心理学会や日本教育方法学会の年次大会と開催期間が重なっていることを危惧していたが,幸い,参加者数や発表件数は,それほど少なくなっていない。日本教育工学会が発展していることの証であろう。
 担当理事として,この委員会の副委員長を4年,そして委員長を2年務めた。これで,きっと勇退(?)させてもらえるであろう。気持ちよく委員長職を終えるためにも,大会が盛会となることを祈念している。

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2008.10.07

今年も,小中学校の合同研究発表会(本学の平野学校園)

 11月8日(土)に,大阪教育大学附属平野学校園の幼稚園と小中学校が合同研究発表会を催す。私も,(今年は何の役割も与えられていないが)参加する。この研究会に参加すれば,幼稚園の保育,小中学校の授業をたくさん見学できる。また,各教科等が連携テーマを設定して推進している小中の授業モデルや一環カリキュラム等について,情報を得ることができる。休日の土曜日であるが,参加してみようではないか。

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2008.10.06

あなたは,研究授業後の協議会を何とおりのスタイルで企画・運営できるか

 5月に続き,鳥取県教育センターで開催された「新任研究主任研修」に協力した。小中学校等の60人ほどの研究主任が参加するこの研修で,新任研究主任たちは,学校研究のモデルと事例について学んだ後,所属校の以降の研究を充実させるためのアクションを計画し,その進捗状況についてレポートし,相互評価する。
 本日,取り組みの中間レポートを拝聴したが,鳥取県の小中学校の実践研究は,とても充実している。多くの教師がいわゆる研究授業に取り組む。それを題材とする協議会でも,参加型,ワークショップ型が当然視されている。実践研究のR-PDCAサイクルを展開するための形成的評価の機会や道具もちゃんと用意されている。
 こうした学校研究熱の高さに触発され,私は,実践研究のさらに充実した姿に言及してみた。例えば,協議会のスタイルについてであれば,付箋紙に気づきを書き出し,それらを分類していくというやり方が決して全能ではないこと,むしろ,旧来の自評・質疑応答・助言というスタイルも含めて,10通りぐらいのものを使い分けたり組み合わせたりできることが望ましいと解説した。そうすると,ある教師たちは,4人で知恵を出して,そのリストを作成していた。その真摯な姿に感激し,彼らのリストが6つぐらいで止まっていたので,アドバイスした)。読者は,研究授業後の協議会を何とおりのスタイルで企画・運営できるだろうか--。

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2008.10.05

小説からも教師の業,その可能性を学ぶ

 本日は,久しぶりに,出張も研究会もない日曜日となった(克服すべき課題は少なくないのだが)。そこで,学会関係等のメールの送受信の合間を縫って,昨日の東京出張から読み始めた『クローズド・ノート』(雫井修介,角川文庫)を読み切った。これは,小学校教員の子どもや保護者との交わりが隠し味(?)となっている作品だ。休日なのだが,これも運命なのか,小説からも教師の業,その可能性を学ぶこととなった。

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2008.10.04

人間力の育成を目指した放送教育実践の報告

 本日,全国放送教育研究会連盟(全放連)の人間力育成プロジェクトのミーティングが催された。このプロジェクトは,全放連がプロジェクトチームを組んで取り組む,研究活動だ。本日は,今月24日の放送教育研究会全国大会の校種別研究交流会「小学校 人間力の育成」で千代田区立九段小学校の竹下教諭(人間力育成プロジェクトのリーダー)が「論理的思考力・表現力を支える『人間力』の育成」というタイトルでおこなう発表の内容等を議論した。その主張点は,人間力育成のためのカリキュラムの構成,番組の配列等を改編した継続視聴の工夫等である。放送教育実践家は,ぜひ,全国大会に,そしてこの分科会にご参加いただきたい。

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2008.10.03

1日に18クラスの授業を見学して

P1050408 本日の午前から,泉佐野市立末広小学校で,授業を見学した。全学年,全クラスの18学級分だ。国語,算数,図工,理科,道徳等,教科・領域のレパートリーも広い。しかし,この学校の教師たちは,生活・学習習慣を整える,話す聞く際のルールを徹底するといった共通の課題に向き合っている。特に,写真のような「書く」活動の充実に努めている。感謝状,お話作文,したこと(見たこと,聞いたこと)作文,Webデータの解説文,図書紹介文等々,様々な課題に子どもたちがチャレンジしている。その蓄積は,きっと彼らの書く力を高めるであろう。

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2008.10.02

参加者が学べる研究発表会(広島県三次市立三和小学校,11月28日)

 11月28日(金)に,三次市立三和小学校を会場にして,第59回広島県小学校視聴覚教育研究大会が催される。これは,「広島県小学校教育研究会視聴覚教育部会」及び「三次市小学校教育研究会視聴覚教育部会」の研究活動であると同時に,三和小学校の学校研究の発表会でもある。換言すれば,県や市の研究組織と学校のコラボレーション研究会だ。だから,メニューも豊富である。前者の一環として,他校の教諭の実践発表が3本用意される。そして,後者としては,同校の研究主任による研究発表と公開授業の紹介がなされる,また6つの授業(全クラス)が公開され,それを題材にした,ポスターセッション形式の協議会が設定される。そして,最後に,行政・NHK・実践者等の代表が集まるパネルディスカッションが企画されている。
 教育メディアの活用,思考力・表現力の育成について,参加者がたくさん学べる機会,道具や仕掛けが準備された,参加しがいのある研究会である。案内をアップロードしておこう。「miwaannaiA4.pdf」をダウンロード

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2008.10.01

卒業論文作成に向けての助け合い

 本日は,ある学生の卒業論文作成に関する指導日であった。彼は,インターンシップ校で,自らICT活用に取り組み,それを卒論の柱に据える。私は,彼の他に4人の学生の卒論指導を担当しているが,彼らのテーマは,ICT活用となんの関係もない。にもかかわらず,今日は自主的に集まってくれて,いろいろなアイデアを当該学生に提供してくれた。このような関係性が構築されているのは,学級経営ならぬ,ゼミ経営がうまくいっている証であると思いたい。

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