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2009.01.31

もうすぐ卒論発表会

 平成20年度,私は,5名の学生の卒論指導を担当した。昨日が卒論提出の締切であったが,幸い,5名とも提出することができた。本学で初めて卒論指導を担当する学生だから,ちゃんと提出できるかどうか,特に心配であった。だから,全員提出の運びとなり,昨夜は,ほっとした。
 彼ら自身の希望で,「卒論発表会」を催すことになった。日時は7日(土)14時~17時(1人15分発表,15分質疑応答),場所は天王寺キャンパス中央館の415室である。下級生や現職教員にも参加してもらう予定である。

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2009.01.30

ICT活用授業研究会に参加して(和歌山大学教育学部附属小学校)

P1070775 本日,和歌山大学教育学部附属小学校で,「第3回ICT活用授業研究会」が催された。そのメニューは,基調提案,7つの公開授業,そして全体会(公開授業に関するコメント,パネルディスカッション)である。全体会では,公開授業については,すぐれた点だけでなく,問題点も指摘された。しかし,それでよい。同校は,8月に教科・領域別研修会,11月に公開研究発表会を終えたばかりだが,それから3月も経たないうちに,また授業公開日を設けたのである。その姿勢は,賞賛に値する。それがあれば,同校の教師たちは,授業におけるICT活用について,さらに発展させた姿を見せてくれるに違いなかろう。

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「教職ファシリテーター論」のゴール

P1120380 本日,大学院・実践学校教育専攻で担当している科目「教職ファシリテーター論」がゴールを迎えた。これは,前期の「教師発達学」と同様,本専攻・教職ファシリテーターコースの必修科目となっている。この講義では,拙著『教師が磨き合う「学校研究」』(ぎょうせい,ISBN:978-4324078952)をテキストとして用いて,我が国の学校研究の歴史や他国の取り組みとの比較,そのモデルの検討,そして事例分析と進めてきた。そして,それらを踏まえて,受講生が,自校の実践研究の現状を分析し,その改善を図り,平成21年度の研究計画を策定し,報告し,互いに批評する。
 本日の報告や意見交換を聞いていると,受講生が,講義を通じて,学校研究の企画・運営に関する実践的知識を獲得したこと,それを所属校の実践研究の改善に活かそうとしていることが分かり,ほっとした。

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2009.01.28

講義内容を見直したり,まとめ直したりして,テストに臨む

P1120365 本日,大阪府立大学での4コマの講義を終えて,天王寺キャンパスに戻って,担当している講義「教育総論」のテストを実施した。この講義は,教育の思想や歴史に関するものである。欧米の教育思想家,我が国の戦後教育の変遷などを講ずる。テストは,今日の教育実践の映像記録(今回は,小学校の総合的な学習の授業づくり)を視聴させ,それと講義内容を絡ませた問題を大問で3つ用意している。例えば,「視聴した実践と『教育技術の法則化運動』における,教師の力量形成の違いを,2点指摘しなさい。」といった具合である。講義内容を覚えているだけでは解答できない。それを活用しないとダメだ(そもそも,覚えなくてもよい--テキストや資料の持ち込みは自由なので)。
 それにしても,我が学生の勉強熱心なこと。写真のように,ちゃんと,講義内容を見直したり,まとめ直したりして,このテストに臨んでいる。その姿勢が,なんとも言えず,かわいい。

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2009.01.27

またまたまたまた集中講義(大阪府立大学の教育方法学)

P1070731 今週,今年度4つめの集中講義を担当している。大阪府立大学の「教育方法学」である(大阪大学時代の後輩の依頼による)。内容は,欧米の教育方法史,我が国の戦後60年のカリキュラムの変遷,今日的な教育方法の工夫改善,そしてメディアの教育利用である。レジュメ16ページ,ワークシート8ページ,資料6枚を準備した。ビデオも10本以上用意した。1日目,2日目とまずまずの滑り出しだ。受講生は,欧米の教育方法史等のモデル図のポイントを把握して,実践事例を上手に分析してくれているから。
 それにしても,府立大学で4コマ,天王寺キャンパスに戻って2コマの授業。合計6コマは,小学校では12時間に値する。それを(健気に?)こなしている,自分を褒めてあげたい(誰も褒めてくれないので)。

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2009.01.26

『みんな生きている』を用いるための模擬授業(第72回なにわ放送教育研究会)

P1070729 本日,谷町のNHK大阪で,第72回なにわ放送教育研究会が催された。今回は,メンバーの佐藤教諭が2月に実施する,道徳の飛び込み授業の指導案を検討するとともに,それを具体的に検討するために,彼女が他のメンバーを児童に見立てて,模擬授業を実施した。
 佐藤教諭は,『みんな生きている』の「第2回 捨てられた命」を授業で活用する。番組の構成の工夫,番組の前後にどのような学習活動を導入するか,番組に対して子どもはいかなる反応を示すか等に関して,議論した。そして,そもそも,4年生の子どもに,生命尊重という価値観をどのようなレベルでとらえさせるかについても意見を交換した。

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2009.01.25

2月11日に全放連人間力育成プロジェクトと先導的教育情報化推進プログラム(日本放送教育協会受託分)の合同成果報告会

 2月11日に,渋谷のNHKで,全放連人間力育成プロジェクトと先導的教育情報化推進プログラムの合同成果報告会が催される。人間力の育成,学力向上を学校放送番組やデジタル教材の利用で満たそうとした実践が,ポスターセッションによって20本以上報告される。一度にこれだけたくさんの実践に接することができる,貴重な機会である。休日の午後ではあるが,参加しがいのある報告会である。詳細はこちらから。

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2011年度以降の学校放送番組とデジタルコンテンツのあり方

 24日夕方,渋谷のNHKで,「2011年度以降の学校放送番組とデジタルコンテンツのあり方に関する調査研究」の第8回ミーティングを催した。このプロジェクトは,教師のニーズをアンケートやインタビューで把握したり,海外の取り組みと比較検討したりして,明らかにするものである。
 9月に中間報告書を提出し,プロジェクトは,第2ステージに入っている。半年後の最終提案を目指し,その報告書の目次を検討する形で,第2ステージの活動のデザインやスケジュールを詰めた。NHKの学校向けサービスの全体像を描くとともに,例えば求められる新番組のプロトタイプを絵コンテの形で提案したり,それを活用している教師の実践物語を創作したりすることになった。

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2009.01.24

自主研究発表会を終えて,またチャレンジ(尼崎市立七松小学校)

 本日,尼崎市立七松小学校の自主研究発表会に参加した。同校は,「自ら考え共に学び続ける子ども~伝え合う力を高める学習指導の工夫~」という研究テーマを掲げており,教師たちは,カリキュラム開発やプロジェクト的な単元の構成等を推進している。今日は全学年の9つの授業が公開され,それぞれの指導者が,研究テーマに迫るための実践的アイデアを披露してくれた。
P1070718 授業公開の後,それに基づいた協議がポスターセッションスタイルで展開された。これは,実践に対する交流を豊かに繰り広げたいとする,七松小学校の教師たちの新しい試みであった。私も,それに続くべく,仰せつかった講演の最初に,フロアにマイクを向けて,「公開授業の感想は?」「あなたの授業に生かせそうなものは?」などと,突撃インタビューを実践した。同市教育委員会の学校教育部長にも,いきなり発言を求めた。
 自主研究発表会を終えて,慰労会の最中,教師たちは,「外部の方に授業を見てもらえると勉強になる,またチャレンジしてみたい」「次も授業を見てもらいたい」等々のコメントを残していた。それは,この研究発表会の意義を象徴するものであろう。

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2009.01.22

大学生も放送教育の授業プランを作成

P1120347 本日,本学で担当している講義の1つ,「教育学特論Ⅱ」で,受講生に,NHK学校放送番組を活用した授業プランを発表させた。題材となったのは,小学校5年生社会「日本とことん見聞録」の第8回「車ができるまで」である。これを主メディアに据え,そして副次メディアにNHKデジタル教材を必ず用いるという条件で,12単位時間ほどの単元プランを作成してもらった。
 番組視聴後に子どもからでてくる疑問や興味を的確に予想するなど,大学生も,放送教育のプランを作成できることを,今年もまた実感した。もちろん,10コマほどかけて,放送教育の歴史と現状を解説し,たくさんの番組と実践事例にふれさせた後だから,できる作業ではあるが。

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2009.01.21

「小中連携に資する研究・研修活動」(『悠+』2009年2月号)

 先日,『悠+』(ぎょうせい)の2009年2月号に,拙稿「小中連携に資する研究・研修活動」が載った。ここ数年,いくつかの学校現場で吸収した,教師たちの知恵を私なりに整理したものである。紙幅の都合上,詳しく描けない部分もあったが,小中連携教育の「ツボ」については,それなりに示唆できたと思う。原稿を載せておくので,興味のある方は読んでいただきたい。「haruka_kihara.pdf」をダウンロード

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2009.01.20

授業研究会で若い教師が活躍

P1070644 本日,東大阪のある小学校の校内研修に参加し,そこで,第4学年の道徳の授業を見学した。また,その後の協議会にも参加した。業後の協議会では,付箋紙等を使い,授業に対する気づきを教師たちが交流していた。そして,若い教師たちが,その結果報告や,そのコーディネーションを担当していた。授業研究会で若い教師が活躍する姿,それをベテラン教師たちが支えたり,見守ったりしている様子は,見ていてほほえましい。

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2009.01.19

帰属意識や仲間意識が高まる

 ここ2日間コメントしてきたように,大学入試センター試験は,なかなか大変な営みである。けれども,我々大学人にとって,プラスに作用する面もある。それは,帰属意識や仲間意識の醸成である。学校行事が学級集団の凝集性を高めるように,研究発表会が教員の同僚性を豊かにするように,苦労が多いセンター試験を乗り切ることを通じて,所属大学への帰属意識が強められる。また,同僚に対する仲間意識も高められる。
 特に,私のように,所属大学で新参者だと,それが特にあてはまる。そうだとすれば,くたくたになるのであるが,その副次効果も見逃せまい。

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2009.01.18

没個性化に従うのは--

 センター試験監督者の試練は,時間の長さや手続きの複雑さだけではない。「では,今から携帯電話や時計などに関する注意事項を--」「机の上に置けるものは--」「では,この時間から,試験を初めて受験する人に--」等の表現を,何度も何度も何度も繰り返す。まるでロボットのように(しかも,そのロボットはとてもたくさん生産されていて,全国各地で同じように作動している)。没個性化に従うのは,精神的にめいる。聞き手たる受験生が「またか--」という表情をしていたり,そもそも聞こうとしていなかったりする様子を目にすると,その苦痛は倍増,三倍増だ。
 我々は,通常,研究者として,研究等において,独自性を発揮しようと努めている。文章を執筆したり,講演を担当したりする際にも,同じ表現を続けないように(適切に言い換えるように)工夫している。だから,この「没個性化アプローチ」は,ジャブのように,体にひびくのである。

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2009.01.17

この時期の試練

 この時期,毎年のように,大学のスタッフたる私たちに試練が訪れる。センター試験の監督業務等だ。そもそも,長い。丸二日に及ぶ。責任が重く,失敗は許されない。それなのに,例えばリスニングテストの手順の複雑なこと--(特に当初テストから再開テストに至る判断と手順は難解)。今日は,その危機には遭遇せずにすんだ--
本当によかった。
 あと何回,この試練に耐えることになるのか--。昔,大阪大学の助手時代に,センター試験の大変さを嘆いていたら,事務の方に「先生,あと何十年もやらないといけないですよー。」と言われ,その長き道のりに唖然とした。でも,折り返しくらいには来ただろうか(まだまだ?それとも,あともう少し?)。

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2009.01.16

「伝統的な授業」を表すためのキーワード

 現在,ある原稿で,授業づくりについて執筆をしている。その一部で,「伝統的な授業」の要素について論じている。読者ならば,何をキーワードに据えて,伝統的な授業を論じるだろうか。私は,学習指導案,一斉指導,習得(習得型の授業),話し合い活動,発問,板書,教科書,ノート指導,観点別の評価,評価規準,自己評価,相互評価,繰り返し指導,家庭学習,評定と指導要録をリストアップしてみた。これで,おおよそ,我が国の伝統的な授業のイメージを表現できると思うのだが--。

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2009.01.15

NHKの学校放送番組とデジタルコンテンツのゆくえ

 本日,渋谷のNHKで,ちょっとした会議を催した。「2011年度以降の学校放送番組とデジタルコンテンツのあり方に関する調査研究」の第8回ミーティングに向けて,NHKのスタッフとその内容を確認した。このプロジェクトは,地上デジタル放送がスタートし,新学習指導要領が全面実施になる2011年度以降に,NHK学校教育番組部は,どのようなサービスを学校現場に提供すべきかを,教師のニーズを把握したり,海外の取り組みと比較検討したりして,明らかにするものである。
 9月に中間報告書を提出し,プロジェクトは,第2ステージに入っている。半年後には,「NHKの学校放送番組とデジタルコンテンツのゆくえ」に関して,我々なりの結論を出し,提案書にまとめなければならない。何をどのように変えるべきか,具体的に示さねばならない。しかも実行可能なプランとして。そして,多くの番組利用者が納得できるものとして。もう少し議論を重ねないとこれらの基準はクリアできまい。
 それにしても,午前中だけの会議を終えて帰阪し,すぐに大学の委員会に出席,講義を2つ終え,そして卒論指導。その合間に大学のデジタル教材に関するプロジェクトの報告書原稿の執筆を終える。なかなか大変である--。

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2009.01.14

講義が順調だと気分も晴れる

 本日,学部3回生向けの講義「教育総論」の第13回を迎えた。この講義は,教育の思想や歴史について受講生に伝えたり考えたりしてもらうものだから,内容としては難しい。
 けれども,パワーポイントで要点を示したり,ワークシートを活用したり,実践記録を示したりして,自分なりに,そのデザインを工夫している。その気持ちが通じたのか,受講生は皆,真剣に私の話を聞いてくれるし,真摯な姿勢で課題に取り組んでくれる。
 テキストを持参するのを忘れる学生がいることが問題点であったが,今日は,全員が持ってきてくれていた。卒論・修論指導や原稿執筆で忙しく,なかなか元気が出ない日が続くが,講義が順調だと気分も晴れる--。

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2009.01.13

経緯や枠組みを語れるということ

 現在,デジタル教材の開発と活用に関する文章を執筆している。大学の仕事なので,やむを得ない。けれども,私は,この分野の専門家ではない(NHK教育放送番組部によるデジタル教材については,けっこう詳しいが)。だから,その経緯や枠組みについて,あいまいな部分がある。そこで,先日,友人であり,情報教育に精通している堀田さん(メディア教育開発センター)にこの件を相談したところ,示唆に富んだ助言を頂戴した(堀田さん,ありがとうございました)。
 ある分野の専門であるとは,そういうことが語れることであろう。事例をいくつか有しているだけでなく(点だけでなく),それをつなげた線や面を描けるか,さらに,それらを外国の営みと比較したりして立体的に示せるか--。私も,自分が専門としている,「授業研究と教師の成長に関する研究」の系譜や潮流をしっかり語れるよう,さらに研鑽を積みたい。

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2009.01.12

卒論評価の基準

 本日もまた,(自分の報告書原稿を執筆しながら)卒論の草稿を読み,その内容・表現等を点検している。卒論の締切は30日なので,本日チェックした論文には未完成の箇所があった。明日以降のゼミで小言を言わねばなるまい。
 ところで,私は,卒論を評価する枠組みを学生に提示している。つまり,次のような10の観点ごとに,3段階で評価し,それを統合して評定することをあらかじめ明らかにしている。ガイダンス時にこれを示し,了解できた学生について,その論文作成を担当させてもらう。月末に論文を提出する5名は,これに照らすと,どのような成績になるだろうか--。

【形式】
(1)分量
 A4サイズの用紙に,各ページ40字×35行で,30ページ以上,執筆する(図表を含むが,資料は含まず)。
なお,各ページのマージンは,上左右は25ミリ,下は30ミリ。
(2)構成
 タイトルに即して,4~5章で構成する。それらに,論理的なつながりがある。参考文献や謝辞等をきちんと記している。

【問題提起の意義】
(3)研究の必然性
 先行研究を引用しながら,研究の意義が主張され,研究の目的が示されている。
(4)研究の実践的意義
 研究で示される知見が学校現場の教師たちの取り組みに資する。

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2009.01.11

「学習共同体」創造のステップ

 昨日も,ここ数年続けている,カリキュラム研究会が開催された。ここのところずっと,カリキュラム・リーダーシップに関する文献を輪読している。前回,今回(そして次回)の題材は,Dale L. BrubakerのRevitalizing Curriculum Leadershipである。
 今日私が報告を担当したのは,第8章「学習共同体の創造」である。そこには,学習共同体を創造するためにカリキュラム・リーダーが刻むべきステップは,1)コミュニティ構築に興味を抱く人々間で経験を共有させること,2)それに必要となるモデル等を提供することであるという主張が記されてあった。

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2009.01.10

「学校リスクマネージメント」に関するフォーラム

 本日午後,大阪府教育会館「たかつガーデン」で,本学が教員養成GPプログラムとして推進している「学校組織の危機対応教育プログラム開発事業」の一環として,「学校リスクマネージメント」に関するフォーラムが催された。事業報告,講演,パネルディスカッションで構成された。
 事業報告の中には,私も参画した,アンケート調査や教員研修プログラムも紹介された。大阪教育大学に赴任してすぐこの事業推進メンバーを命じられた。事情がよく分からないままに活動してきたが,少しは,事業推進に貢献できたと思う。報告書原稿の執筆も終えたし,まとめのフォーラムの日を晴れて迎えられ,ほっとしている。

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2009.01.09

最後の最後まで文章を練って論文を仕上げてもらいたい

 本日も,(自分の報告書原稿を執筆しながら)卒論・修論の草稿を読み,その内容・表現等を点検している。既に,どの論文も,パーツはそろい,提出できる状態にはなってきた。しかし,ここから,どれくらい推敲するかによって,論文のできあがりは違ってくる。長い文章を綴っていると,どうしても独りよがりな内容・言い回しが出てくる。読み直してそれをどこまで克服できるか--自分との闘いである。自らの文章のつたなさを受け入れ,それを改善する作業は辛い。しかし,それを,何度重ねられるか--。そこに,論文作成の厳しさと,ある種の楽しさがある。私が指導する学生には,私の点検に基づく修正とともに,自己点検,あるいは友人同士の相互点検による修正も進めてもらいたい。最後の最後まで文章を練って論文を仕上げてもらいたい(それでも,完璧にはならないのであるが)。

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2009.01.08

やっぱりSmall is beautiful.

 大阪教育大学は,教員養成を目的とする単科大学だ。これまで私が勤務した大阪大学,岡山大学,大阪市立大学がすべて総合大学だったので,少々勝手が違う。さらに,研究室のある第二部(夜間部)は,1学年の定員が(編入学生を加えても)100名にも満たない。でも,だから,アットホームで,教員と学生のコミュニケーションが豊かだ。講義の際にも,全受講生の名前を覚えて,指名できるくらいである。
 今日も,この「Small is beautiful.」の恩恵を被った。ある学生と至急連絡を取りたかったのだが,メールを送っても,アドレスを聞き間違っていたのか,連絡がつかない。困ったなあと思っていたら,幸い,エレベーター前で彼に会えた。

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2009.01.07

自主研究発表会に参加しよう(尼崎市立七松小学校)

 本日,尼崎市立七松小学校の教諭と,同校が1月23日に催す自主研究発表会の全体会等について打ち合わせをした。同校の研究テーマは,「自ら考え共に学び続ける子ども~伝え合う力を高める学習指導の工夫~」である。その実現に向けて,同校の教師たちは,教材開発,単元構成の工夫等に取り組んでいる。
 自主研究発表会は,全学年の公開授業,研究発表,ポスターセッション形式の事後協議会,私のプチ講演等で構成される。半日のプログラムとしては,内容の濃い研究会だと思う。まだ参加申込を受け付けているそうなので,ぜひ参加をご検討いただきたい。「nanatsumatsu_elementary_school_090123.pdf」をダウンロード

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2009.01.06

次年度の学校研究のプランを考える

 大学院で「教育プロジェクト研究」という講義を担当しているが,この講義の後半は,ある小学校の研究主任を招聘し,当該小学校の学校研究に関する情報を提供してもらう。それをもとに,受講生は,その学校の実践研究を評価し,それを改善するためのプランを策定し,その研究主任にプレゼンテーションをするというものだ。受講生には,学校における実践研究に関するコンサルテーションのためのアイデアやスキルを高めてもらうことになる。
P1120325 いよいよ改善プランを策定する段階に至った。受講生は,改善のためのアイデアを持ち寄って,議論を繰り広げている。その様子を見ると,学校の実践研究について吟味することの楽しさを彼らが味わっているのが分かる。

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2009.01.05

松下教育研究財団の実践研究助成に応募しよう

 パナソニック教育財団(旧松下教育研究財団)の第35回(平成21年度)実践研究助成の応募受付が始まっている。応募締切は,今月末だ。これは,財団が,「視聴覚・情報通信メディアを効果的に活用し、教育課題の改善に取組む実践的な研究計画を助成」するものである。
 20度から,「特別研究指定校」制度も発足している。この指定校は,2年間で150万円の助成を受けられるし,講師も派遣してもらえる。それだけに成果公開などが義務も一般よりも厳しいが,実践研究にそれなりに取り組んでいる学校であれば,それを果たすことは難しくない。20年度には,広島県三次市立三和小学校がこの助成を受けて,実践をグレードアップさせた。ぜひ,応募してもらいたい。なお,申請書の書き方については,私のコメントを参考にしてもらいたい。

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2009.01.04

長期的な影響力を持つ学びであるか

 本日,22:20~22:40,NHKの知り合いから紹介され,総合チャンネルのミニ番組『いま 学ぶ冒険へ~山の分校・2009~」を視聴した。放送教育の原点を示した,かつてのドキュメンタリー番組『山の分校の記録』のその後を追った作品だ。
 『山の分校の記録』に登場した女性は,かつてテレビで視聴した切り絵に自分もチャレンジしたことを刻銘に記憶していた。そして,今は,コンピュータ,電子メールの活用に,独習で取り組んでいる。彼女は,テレビの視聴から,情報や知識だけでなく,学ぶ姿勢も学んだのであった。そして,それが今に続く。そこが大事であると感じた。つまり,短期的な効果だけでなく,長期的な影響力を有しているかという視点が,学びの評価では重要なのだ。テレビだろうか,ICTだろうが,その他の教育方法だろうが,それはあてはまろう。すぐに得られるエビデンスではないが。

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2009.01.03

論文点検の季節

 本日は,博士論文を作成なさっている方にお会いし,その内容や構成等に関して,相談に乗った。あと数日で提出しなければならないので,まだ正月気分が抜けない,こんな日のプチミーティングとなった。
 もともと,年末年始は,大学教員にとって,論文点検の季節だ。今年も,毎日毎日,卒論や修論を読み,その内容等を点検している。提出締切が間近に迫った彼らは皆,真剣だ。だから,それに報いるために,こちらもがんばらないと(来年は,卒論担当が8名--これまでにない数だ--大丈夫だろうか)。

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2009.01.02

英文献と格闘する

 一昨日の誓いに従い,本日,英文献の読解を試みた(11日に催される,カリキュラム研究会での発表が間近に迫っているという現実的事情もあるのだが)。いや,格闘した。Dale L. BrubakerのRevitalizing Curriculum Leadershipという書物の第8章「学習共同体の創造」を読んだのだが,その内容が腑に落ちない。そもそも知らない単語が多い上,カリキュラム・リーダーシップとそれがどうつながるのかが判然としない文が続く--。でも,この文献が提案する内容は,全体として知的な魅力にあふれているので,もう少し読み進めれば,きっと得るものが見えてくるはず--。そう信じて,明日もがんばろう。

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2009.01.01

謹賀新年

 -謹賀新年-
 読者の皆さん,いつもご愛読,ありがとうございます。今年も,できるだけ多くの記事を投稿したいと存じます(365日のうち,数日は休むかもしれません,その際には,ご容赦ください)。
 また,読者のうち,学校現場や研究機関の仲間の皆さん,今年もよろしくお願いいたします。

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