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2009.01.12

卒論評価の基準

 本日もまた,(自分の報告書原稿を執筆しながら)卒論の草稿を読み,その内容・表現等を点検している。卒論の締切は30日なので,本日チェックした論文には未完成の箇所があった。明日以降のゼミで小言を言わねばなるまい。
 ところで,私は,卒論を評価する枠組みを学生に提示している。つまり,次のような10の観点ごとに,3段階で評価し,それを統合して評定することをあらかじめ明らかにしている。ガイダンス時にこれを示し,了解できた学生について,その論文作成を担当させてもらう。月末に論文を提出する5名は,これに照らすと,どのような成績になるだろうか--。

【形式】
(1)分量
 A4サイズの用紙に,各ページ40字×35行で,30ページ以上,執筆する(図表を含むが,資料は含まず)。
なお,各ページのマージンは,上左右は25ミリ,下は30ミリ。
(2)構成
 タイトルに即して,4~5章で構成する。それらに,論理的なつながりがある。参考文献や謝辞等をきちんと記している。

【問題提起の意義】
(3)研究の必然性
 先行研究を引用しながら,研究の意義が主張され,研究の目的が示されている。
(4)研究の実践的意義
 研究で示される知見が学校現場の教師たちの取り組みに資する。

【結論】
(5)目的との整合性
 最終的な結論が,定めた「目的」に応えるものとなっている。
(6)論理性
 各章で示した根拠や知見から,結論が導き出されている。

【研究の方法と考察】
(7)文献等の量と質
 20以上の文献やホームページの情報を収集し,活用している。また,それらに多様性を認めることができる。
(8)データ等の実践性
 学校現場等のリアリティに迫る文献やデータを収集している。
(9)図表の活用
 文献から得られた知見や収集したデータを図や表を用いて分かりやすく整理している。
(10)考察の妥当性
 文献やデータの内容の整理に基づいて,妥当な考察を導き出している(必要十分な範囲で考察している)。

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