教育活動とボランティアに関する検討プロジェクト
日本教育大学協会は,「教育に関する学術の研究及び教育者養成を主とする大学・学部(これに準ずるものを含む)」を会員とする組織である。いくつかの研究プロジェクトを展開しているが,その1つが,「教育活動とボランティアに関する検討プロジェクト」である。今年度,研究協力員を務めることになり,本日も,そのミーティングに参加した。今日は,本年度の活動を総括しながら,ボランティアが教育活動に従事する際のポイントについて議論した。例えば,プロジェクトのリーダーから,教員は,どのようなボランティア(学生や地域住民等)ならば,相手を「信頼」できるかと問われた。私は,「自己の経験や能力を分析し,それを根拠にして,自らにできること,自らではできないことを確かに見分けられる」ことが重要な指標になるのではないかとコメントした。逆に言えば,「この部分からは,プロである教師に任せるべきだ,彼らに指示を仰がねばならない」と考えられる人であれば,教師は,ボランティアを頼れると思う。
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