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2009.02.19

学力向上施策の継続性をどう考えるか

 今朝,尼崎市役所を訪れ,同市の学力向上推進委員会に出席した。これで,本年度3回目のミーティングである。本日は,次年度の同市の学力向上施策案について,各委員がコメントをする機会であった。尼崎市の教育委員会は,ここ数年,学力調査の結果を踏まえて,学力向上のための施策を計画的,体系的にこうじてきた。そのアプローチは,特に小学校の児童の学力向上を導いている。
 しかし,本日,委員から,次年度のプランについていくつかの疑問が呈された。あまりにも,拡散的であると。あるいは学校の負担が増えすぎるのではないかと。学力向上のための取り組みのレパートリーは,膨大である。だから,「あれも,これも--」という考え方になりやすい。それは,各施策に投じられるリソースが限定的になる,関係者に疲労感が増すという状況を招きやすい。例えば3年間継続した取り組みはいったん終了させる,必ずどの学校も取り組むべき課題と選択できるものとに整理する等の方針が必要かもしれない。
 ちなみに,議論の過程で,リソースとして,人材(教員,補助者等)の必要性が訴えられたが,私は,その重要性を認めつつ,その何割かはICT環境の整備によって満たされる(そしてその方が安価である)とも述べた。

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