修士論文の審査を終えて
昨日,本日と,我が大阪教育大学大学院実践学校教育専攻では,修士論文の公開審査会が催された。私も,7本の論文の審査を担当した。特に,2名分は,いわゆる主指導教員として,2年間,問題の所在を明らかにするところから,最後に文章として完成するところまで,長い時間を共にした。本学で初めて担当する論文指導であったが,なんとか発表に至り,ほっとしている。よくがんばってくれたと思う。
その他の論文もそうであるが,実践学校教育専攻の修士論文は,やはり実践的有効性,そして,それを産み出す当人の思いが大切である。また,それを補強するための理論的検討や先行事例の収集・分析が確かであると,それが読み手や聞き手に伝わりやすい。当然のことであるが,今日もまた,それを痛感した。
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公開審査会では、たいへんお世話になりました。私の人生で最も難しく最も重要な「試験」でした。先生方にご指摘いただいた点を学校現場での実践や今後の研究に生かして参ります。
Posted by: わだ | 2009.02.11 10:43 AM