学力向上は(何事も)プランが大切
昨日,ある中学校を訪問し,その学校の1年間の学力向上に関する取り組みの総括に協力した。同校の教師たちは,よくがんばっているとは思う。全員が指導案を作成し,研究授業を実施している。また,授業評価や生活・学習習慣等に関するアンケートを実施しているし,学力向上の取り組みに関するデータも得ている。
これらの成果を踏まえて,次は何にチャレンジすべきか。私は,学力向上プランを教師も,子どもも作成すべきだとまずアドバイスした。教師は,年間のアクション(日常的な授業づくりの工夫,研究授業,教材開発,研修参加等)を,子どもは,学期単位の学習計画を策定し,節目ごとに,それを点検することを導入してみたらと。
学力向上プランの策定は,新しいアイデアを構想するためのよき機会となるし,また取り組みの途中で形成的評価を繰り広げるためのツールを手にできる。学力向上は,いや何事も,プランが大切である。
なお,この他にも,宿題や家庭学習の質的工夫,授業研究のスタイルの改善等も助言した。
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