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2009.04.29

「学力向上の悩みベスト10」

 先日も紹介した,田中博之著『子どもの総合学力を育てる-学力調査を活かした授業づくりと学校経営』(ミネルヴァ書房,2009年)の中に,「学力向上の悩みベスト10」という叙述がある。田中氏は,次のように整理する。
(1)膨大な学力調査の結果を自校の実態と研究主題にそってどう読めばよいかわからない。
(2)学力診断がやりっぱなしのままで,その成果が授業改善に活かされていない。
(3)本講の学力向上は,教科の基礎・基本の学力に偏っているがどうすればよいのか。
(4)一部の熱心な教師だけでなく校内の全教員を参加させるにはどうすればよいのか。
(5)地域や保護者と連携しながら幅広い学力向上運動を展開できていない。
(6)校内研究会での話し合いや議論も方向性が定まらず場当たり的である。
(7)管理職や教員の異動によって,自校の学力向上のあり方が引き継がれていかない。
(8)校内の一人ひとりの教員によって,学力向上のイメージも方法論も異なっている。
(9)より学力向上の成果をあげるためには,何からはじめてどうすればよいのか具体論がない。
(10)どの理論書や事例集を読んでも本当に効果があがるかどうか根拠が感じられない。
 読者自身や読者が所属する組織(学校等)には,どれくらい,あてはまるだろうか。

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