『学力を伸ばす「効果のある学校」への試み Action Plan & My Plan』
本日,大阪市教育センターのスタッフと大阪市立学校園の学力向上を支援する事業等について意見を交換した
。その際に,大阪市教育委員会と大阪市教育センターが協力して作成したリーフレット『学力を伸ばす「効果のある学校」への試み Action Plan & My Plan』を見せてもらった。
そこには,大阪市内の学校で,就学援助率が高いにも関わらず,全国学力・学習状況調査において平均正答率が高い学校(いわゆる「効果のある学校」)の授業づくりの特徴が載っていた。それは,以下の8つであるという。
1)学ぶ姿勢や学び方に秩序をつくりだしている
2)基礎学力の定着をめざし,授業を工夫している
3)放課後等の時間に基礎学力の定着の取組みがある
4)表現力を伸ばす場を積極的に作っている
5)子どもの主体的な活動を重視している
6)地域や保護者等の力を活用している
7)ていねいな指導をねばり強く継続している
8)教職員のチームワークを重視している
例えば,4)であれば,「授業での発表,話し合い活動」「質の高い演劇や音楽発表会」「学校外の作品コンクールへの出展」「全校で行う誕生日会で自分の夢を語る」等の取り組みを確認できたそうだ。
私たち,学力の多元性,それを育成するためのアプローチの多様性を訴えてきたが,その妥当性を大阪市立の小中学校の営みにも確認できるように思う。
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