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2009.04.04

ビジョンやデザインがしっかりしている研究発表会(三次市立三和小学校)

 本日,三次市立三和小学校の教諭に会った。昨年度のまとめとともに,今年度の研究計画について意見を交換した。昨年度に続き,今年度も,同校は,研究発表会を3度開催する。それらは,趣の異なるものだ。まず6月19日は,国語と算数の授業を3つ程度公開し,参加者から授業についてのコメントを集めることを意図する。つまり,授業研究に時間をかける。それを,同校の教師たちは,秋の研究発表会のプレ大会として位置づける。
 11月27日には,全員が授業を公開するとともに,分科会,全体会等もプログラムに盛り込み,授業だけでなく,研究全体の外部評価を試みることになる。そして,1月22日には,三次市教育委員会と連携して,三次市内の小学校の研究担当者とともに,1年間の実践研究を振り返り,次年度の取り組みを素描する予定である。この日も,授業公開は実施するが,それに関する協議は短めにして,むしろ,それを含む学校研究の全体像が検討対象となるわけだ。
 授業の参観をオープンにしている学校が増えてきている。三和小学校の場合も,これら以外の日程にて企画・運営される授業研究会があり,それらにも外部からの参加は可能である。しかし,上記のものは,いずれもマネージメントが効いている。ただ授業を公開するだけでなく,それをもとに,いかなる協議を繰り広げるのか,それは開催する学校側にどのようなメリットがあるのか,また参加者は何を得られるのか等について,ビジョンがあり,そのための活動がデザインされ,それを体現する道具や環境が用意されているのだ。
 読者は,この1年間に,どのような研究発表会に参加なさる予定だろうか。参加者数を誇っているが,研究発表会のプログラム等が練られていない学校に行くのはやめた方がよい。それならば,ビジョンやデザインがしっかりしている研究発表会に参加する方がずっと得るものが大きかろう。

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