夜間学部で学ぶ-その辛さと豊かさ-
移動中の読書で,夜間学部で学ぶ社会人大学生を主人公に据えた小説を読んだ。その辛さと豊かさがリアルに描かれており,そうした学生を指導しているので,共感できた。
時間がない,職場の理解が十分でない等,辛さは,理解しやすい。豊かさはあるのかと危惧される向きもあろう。けれども,その小説では,条件が整わない中で必死にがんばるからこそ得られるものがある,それは卒業した後に生かされると語られていた。そのとおりであると思う。我が学生にも,それを信じて,教職に就くための準備に勤しんでもらいたい。
The comments to this entry are closed.
Comments