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2009.05.22

授業研究会のデザインの工夫(三次市立三和小学校が持つ,そのレパートリー)

 本日,三次市立三和小学校の授業研究会に参加した。4月17日に続いて,第2回目の授業研究会である。今回は,4年生の算数と5年生の「ことばの学習」の授業が公開され,それを題材とする協議会が催された。
P1080825 この学校の持ち味は,授業づくりの工夫,授業研究会のデザインの工夫,そして,実践研究のPDCAサイクルの工夫と3重に及ぶ。例えば,2番目の授業研究会のデザインの工夫であれば,今日は,授業を見学して気づいたことを,授業ごとに付箋紙に記し,それを短冊に集約する,そして短冊の内容を,国語及び算数部会が前回の部会で設定した研究の視点に照応させ,そのズレを明らかにする。さらに,今後,ズレの解消を図るためにどのようなアクションを起こすかを構想するという,手順が採用された。若き研究リーダーの発案だ。
 三和小学校の授業研究会のデザインは,毎回,小さくあるいは大きく,変えられる。新しいチャレンジが投入される。それは,付箋に授業に関する気づきを記せばそれで協議が成立したものとされている,形式主義の協議会とは,無縁である(筆者は,それを『付箋紙シンドローム』と名付けている)。協議の内容が豊かで,その進行が動的であり,緊張感にあふれている。この三和小学校は,11月27日に研究発表会を催すが,そこでは,そうした授業研究会のデザインの分類やそれぞれの会の手順書などを,研究の成果の一端として,参加者に公開・提供する予定である。
 また,そのためのアプローチとして,6月19日(金)13:00から,プレ公開研究会を催す。そこでも,授業研究会のデザインが工夫され,トライアウトされる。校内研修における授業研究会の改善に興味のある方は,参会すれば,きっと得るものがあるだろう。

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