« ゼミ生同士の助け合い | Main | シンポジウム「学力の評価について考える」(日本教育工学会のシンポジウム) »

2009.06.19

協議の進め方を工夫(三次市立三和小学校の授業研究)

 広島県三次市立三和小学校が,19日,自主的に研究発表会を催した。同校は,11月にも,2月にも,授業公開を伴う研究会を開催する。19日は,それに向けたアプローチのひとつである。同校の教師たちは,2つの授業公開し,それを題材にした,参加型協議会を設定した。
 参加型協議会は,そろそろ学校現場において市民権を得つつあるが,ややもすれば,その形式(授業に関する気づきを付箋等に書き出す)だけが採り入れられるという事態に陥りがちである。当該授業の可能性と課題に関する議論や授業改善の自分化が足らない(欠けている)ケースに遭遇することも少なくない。
P1090353 三和小学校の教師たちは,それを避けるために,たすき掛け協議とも言えるやり方を導入した。写真のように,教師たちは,グループに分かれて,授業過程を示した模造紙に,授業に関する気づきを記した付箋と改善点をまとめた短冊を貼り付けるが,その後,その模造紙を次のグループにバトンタッチする。つまり,グループ協議が連続し,それによって気づきや改善点が模造紙上に蓄積され,授業に関する考察が発展する。そして,最後には,模造紙単位でミニポスターセッションが繰り広げられ,それによって,さらに意見交換等が進展する。
 協議の進め方がよく練られた授業研究会は,参加していて,とても楽しい。

|

« ゼミ生同士の助け合い | Main | シンポジウム「学力の評価について考える」(日本教育工学会のシンポジウム) »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« ゼミ生同士の助け合い | Main | シンポジウム「学力の評価について考える」(日本教育工学会のシンポジウム) »