言語・数理運用科の授業(ひろしま型カリキュラム)
本日,広島市立白島小学校を訪問し,同校の校内研修会に協力した。同校は,「共に学び合子どもを育てる-放送・機器の活用を通して-」という研修主題の下,授業研究を重ね,その成果を,研究発表会を開催してオープンにしている学校だ。11月13日(金)には,中国地方放送教育研究大会(広島大会)の会場校として,6つの授業を公開する予定である。
そのうちの一つは,言語・数理運用科の授業である。これは,広島市教育委員会が設けている,地域カリキュラムであり,思考力・表現力の育成を図るものだ。例えば,今日は,6年生の子どもたちが,標識について,その意図や工夫を学んだ後,自分たちの学校や家,街に設けたい標識を新たに考案するという活動を繰り広げていた。活用型学力を育むためのカリキュラムが開発され,それを運用するための教材が準備されていること,教師たちが子どもの実態等を踏まえて教材を自校化していることがよく分かった。この言語・数理運用科,なかなかのものである。
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