中学校の教師たちの研究授業(津山市立北陵中学校にて)
津山市立北陵中学校で,ベテラン教師等が実施した研究授業を見学した。この学校は,学力向上に向けて,様々な取り組みを重ねているが,本日は,国語・社会・数学・理科・英語における「表現力」の育成を目指した授業が提案された。前回(2月)に私が同校を訪問した際に投げかけた,習得型授業の精錬,活用型授業への挑戦に,同校の教師たちは皆,真摯な姿勢で取り組んでくれた。
一般的には,教職経験を重ねると,授業スタイルの転換は図りにくい。しかし,北陵中学校では,ベテラン教師たちも,チャレンジ精神が旺盛である。例えば,写真は,社会科で,男女共同参画社会について,生徒にアンケートを実施した結果,学校長の母親のリアルな事例等を教材化して,この問題に関する生徒の関心を高めようとしている様子である。
この学校は,10月にも,2月にも,外部に授業を公開する。実践研究のチャレンジと授業づくりのそれが共鳴していることにも,注目したいと思う。
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