校内研修の改革は一人では難しいとしたら--
今日も,某市のミドルリーダーを対象とする,校内研修の改革に関する講座に参加した。自校の校内研修推進上の課題をリストアップしてもらうと,「校内研修の改革は一人では難しい,そのムードを創るのは管理職の立場がないとできない」といったコメントが出てきた。確かに,そうであろう。けれども,ミドルリーダーが何もできないわけではない。例えば,管理職に,授業研究の重要性やその企画・運営の工夫を訴える,外部講師から全体にそれを語ってもらうというアクションを起こしてもらいたい。そして何より,研究や研修の重要性を認識し,研究推進上のリーダーのアイデアや取り組みに賛同し,支援をしてくれる,いわばパートナーやブレインをまず1人見つけてもらいたい。校内研修に背を向ける教師の存在は目立つが,それと同じくらい,やる気のある教師も必ず存在しているから。「そんな教師はいない」と言うのは簡単であるが,それが見つける努力が足らないことに起因している場合も少なくないと思う。
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