「活用型」授業のあり方
パナソニック教育財団の実践研究助成の成果報告会に参加した。同財団の平成20年度実践研究助成の助成校が,その成果を分科会に分かれてレポートする機会である。今年度は,12の分科会会場で成果報告が繰り広げられた後,各分科会の代表を決定し,ある学校(研究グループ)が再度レポートを担当する(つまり合同分科会が催される)という形式が採用されていた。分科会が緊張感に満ちたものになる,校種や研究課題をまたいだ交流が実現するという意味で,よく練られたプログラムであると思う。
さて,私が参加した分科会では,「活用型」授業のあり方が論点の1つとなった。そこで,私は,以下のような,4次元の「活用」のあり方を示した。
1.児童・生徒による実験・観察,レポートや論述,プレゼンテーション等の導入(活動的)
2.性格の似ている問題や教材への挑戦(応用的)
3.生活場面等への応用(発展的)
4.問題解決的な学習の展開(プロジェクト的)
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